アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

Coltsが絶好調でAFC第1シードChiefsに挑戦へ

NFLプレーオフワイルドカードラウンド1日目。AFC最下位シードIndianapolis Coltsが快勝で第3シードのHouston Texansを下して二回戦へ進んでます。後半こそ少々スローダウンしましたが、試合開始から前半は着々とドライブを進めて試合の主導権を確保。ホームのHoustonを蹂躙して21−7で勝利。NFL全体でも有数のエッジを持つTexansを相手にColtsのオフェンスラインがこの日も奮戦。QB Andrew Luckに時間的な余裕を提供して安定感のあるプレーぶり。いまNFLで一番良いフットボールをしているのがこのColtsでしょう。

最下位シードでプレーオフに登場しているので次戦は@Kansas City Chiefsとの対戦が早々に決定。Chiefsは第1シードを確保していますがディフェンスに難あり。好調Coltsを迎えて、Kansas Cityが今季何度かやることになった点の取り合いの出入りの激しい試合になりそうです。Patrick Mahomes対Andrew Luck、好勝負を期待したいです。


NFCの方はDallas Cowboysが24−22でSeattle Seahawksを振り切って二回戦進出。うーん、シーズン中から強いようにも見えないのにCowboys、しぶといですね。

Rocketsが王者Warriorsを相手ホームで大逆転勝ち

Houston Rockets@Golden State Warriorsの一戦は今季のプレーオフでの激闘を予感させる好試合となりました。好試合と思うのはHouston側であって、三連覇を狙うGolden Stateから見たら先行きを危惧される試合でもあったでしょう。最終スコアは135-134でHoustonが勝利。たぶん最大19点ほどWarriorsが第3Qでリードしていたと思いますが、そこからHoustonが猛追。James Hardenが5試合連続の40得点以上を記録、この日は44得点。勝負どころでKlay ThompsoとDraymond GreenというWarriorsのディフェンスの核と言える二人にダブルチームに張り付かれた中での3ポインターが見事に決まった場面はこれからもJames Hardenのハイライト場面として繰り返し見られることになるのでしょう。いやすごかったです。

昨季MVPは受賞していたものの、なんというかスタッツ稼ぎっぽいとか、ファール貰いが名人級とか、揶揄されがちな内容でもあったのが、今のHardenはさらにそこから一皮剥けて堂々NBAのスーパースターの貫禄。以前は課題とされていたディフェンス面も格段にアップグレードして文句のつけようのない選手へと進化したと思えます。

王者Warriorsを相手にChris Paul、Eric Gordon抜きでこの内容での大逆転勝利。今日はレギュラーシーズンの一戦ですが、プレーオフで相対することになったときの激闘、何年かぶりにWarriorsが有利とは言えないシリーズが夢想される一戦になったと言えるんではないでしょうか。


Kawhi Leonardの帰還

オフにトレードで出ていったKawhi LeonardがSan Antonioに初の帰還の試合となったToronto Raptors@San Antonio Spurs戦がありました。
現在TorontoにはLeonardの他にSpursで長年3ポイントシューターとして活躍したDanny Greenも所属。Spurs側はLeonardとGreenの所属当時の活躍を収めたショートビデオを準備していたのですが、試合当日になってそのビデオを会場では流さないかも、という情報が流れていました。LeonardもGreenもSpursにとっては功労者。特にLeonardはFinals MVPも獲得したスター選手。しかしながらLeonardは昨季ケガを理由にしてプレーせず、そしてトレード要求してSpursを去ってます。多くの地元ファンは仮病でゴネて試合出場を放棄したと解釈していた模様(確かに私にもそう見えました)で、ビデオを流してもウケが悪いのではないか、ということでビデオ上映をためらった模様でした。
結局は試合前のビジターチームの選手紹介の前に同ビデオは上映されて、そのまま選手紹介へ。先に紹介されたDanny Greenへは大歓声だったのですが、その次のLeonardにはブーイング。試合が始まってもKawhiがボールに触るたびに大ブーイング。試合開始前にDanny GreenはSpursベンチ側へ駆け寄ってHC Gregg Popovichと笑顔でハグするなど幸せムードなのに、Kawhiの方は堅い表情のままでプレーすることに。

試合の方は試合開始と同時にSpursがスパート。あっという間に点差が開き、大差のまま最後まで試合が進んでSpursの快勝。久しぶりにLaMarcus Aldridgeが元気そうな姿が見られて良かったです。Spurs自体もここ最近好調で地区首位のHouston Rocketsに1ゲーム差でプレーオフ圏内維持。

試合後にはKawhiがSpurs HC Popovichに挨拶に出向き、笑顔は少々足りないもののまずまずの和解ムードをかもしだしてました。選手・スタッフはファンほどには気にしていない感じですかね。

Kawhiと入れ替わりでSpursにやってきたDeMar DeRozanは元のTorontoでのチームメイトたちと楽しそうにコソコソ話をしていたり。DeRozanはこの試合でキャリア初のトリプル・ダブルも記録でご機嫌。DeRozanのTorontoへの帰還試合は2月末に予定されています。

サッカー米代表はポゼション重視へ移行して勝てるのか

Gregg Berhalterがサッカー米代表の監督に就任したわけです。任期は2022年次期W杯終了まで。

代表監督選びはかなり迷走しました。
当ブログでも既報の通り米代表のGMであるErnie Stewartが代表のstyle of playはGMである自分が決める。それを人選・戦術に落とし込むのは新監督の仕事」とGM就任時に公言。サッカー後進国なのにそんなことを言って新監督に全権がないと言ってしまっていいのかと危惧したのがどうも当たっていたようで、なり手がいないまま昨夏のW杯が終了、有力監督候補が各地でフリーになっても米代表監督は決まらず。その後軌道修正してGMの口出しはもっと少ないのだと口の拭ってみたわけです。軌道修正しても結局海外の有名監督・実績のある監督の獲得にはいたらず、前代表監督が辞任してから14ヶ月を要して選んだのが身内のBerhalterかあというのが正直な感想でした。

GMのStewartは新代表監督Berhalterとともに米代表で選手として2002年の日韓W杯でプレー、要は顔なじみ、後輩です。Berhalterはその次の2006年ドイツW杯まで代表として選ばれてます。

Berhalterのコーチとしての実績で最大のものはMLS Columbus Crewで2015年にMLS Cup(=プレーオフ決勝)まで導いたこと、およびCrewでの監督5シーズンで4度プレーオフに到達したこと、ということになります。ものすごく有り体に言って内弁慶な実績です。約半数のチームがプレーオフに進出できるMLSで連続プレーオフ進出が突出した実績とはとても言えない。
W杯出場失敗で米代表チームは大改革をしなくてはいけないと大騒ぎをした挙げ句の人選が、W杯で弱小国だったころの元米代表選手で、MLSでしかほとんど実績がない監督ですか、という。

そもそもGMのErnie Stewartが何を目指していたのかがわからない。はっきりとどんなスタイルか公言しないのに次期監督は自分の目指すスタイルを戦術に落とし込む役だと言っていたのですから、迷走してもしかたなかったわけです。Ernieの目指すスタイルに合っていたのか、もう時間切れで仕方なくかはわかりませんが、採用したBerhalterが得意とするのはポゼションサッカーです。

Berhalter在任中のColumbus Crewはポゼション型サッカー。たぶんMLSで最もポゼションを重視していたチームでしょう。見ていておもしろいかというと個人的な好みを言わせてもらうならおもしろくない。多くのサッカーファンはポゼション型サッカーというとかのBarcelonaを連想するのでしょうが、あれは足下の技術やサッカー勘がないと意味がない。遠巻きにしてボールを回してポゼッションの時間が数字上増えて、ポゼションサッカーです!と言っても勝ちには繋がりません。そんな相手にボールを持たされているようなサッカーはどなたも見たことがあるはず。

米代表の選手たちにポゼッションサッカーができるのかどうかも疑問の多いところ。足下の技術という意味では一般的にアメリカ人サッカー選手はお世辞にもうまいとは言えない。自信がないのでちょっとプレッシャーがかかるとすぐにバックパスで後ろに戻してしまうのは代表でもMLSでもよく見かけたところ。あれ、たぶんそういう指導がアメリカサッカー界のほとんどのユース年代でされているのだと思います。悪習というよりは、アレをしないと危険なボールロストが発生しまくるのでしょう。

いずれにせよしばらくはBerhalter式のポゼッションサッカーを試みるしかないのでしょう。いままでやってこなかったことをやらせるわけですからどうなるかはわかりません。
1月末〜2月初旬にBerhalter指揮下の初陣が予定されています。対パナマ戦と対コスタリカ戦。米代表を差し置いてCONCACAFから昨年のW杯へ参加した2カ国。次のサイクルでもW杯出場枠を得るための直接の競争相手となるであろう2カ国を迎えての腕試し。新監督採用のタイミングが大きく遅れたのでこの直接対決で新監督の戦術が浸透して、さらにそれが効果を上げるというのを期待するのはたぶんムリなんでしょうが、それでもなにか希望の光は見せたいところなような。

Pulisic、Chelsea行きが決定

ドイツブンデスリーガ Borussia Dortmund所属だった米代表MF Christian Pulisic 20歳がEPL Chelseaと契約。今季中はChelseaからDortmundにレンタルという形でDortmundでプレーを続け、来季からChelseaでプレーということになります。これがアメリカサッカーに吉と出るかどうか。移籍金は$73 millionとか。なかなかのお値段です。

現時点でEPLでChelseaは首位に勝点11差の4位。Dortmundは常勝Bayernを勝点6差でリードしての首位。Dortmund側としてはトレードは基本的には歓迎だが、優勝を狙えるこの時点で戦力を削るのはファンの手前マズいということでしょうか。Dortmundの今季リーグ17試合中出場は11試合。主力とは言い難い出場機会のようなのでブンデスの優勝争いに関係するから、という推測は少々飛躍しているかもしれませんが、とにかくEPL行きは来季から。

突飛な見方ですが例の欧州Super League構想で言うと非常任メンバーのDortmundから固定メンバーのChelseaへの移籍でもあります。Super Leagueが実現するならば米代表の将来を担う中心選手たちをSuper League参加チームが保有することは対米放映権ビジネス的な意味はあるんでしょう。Super LeagueはなくてもEPLの米国向け放映権の次期交渉を見据えると2022年2026年の米代表の主力候補のPulisicをEPLが抱えることの意味はあるのか。
Chelseaの陣容などは存じませんので戦力としてどれほど期待されているのかなどはわかりません。強豪チームへ請われて行くのならいい事のようにも聞こえますが、20歳の時点で出場機会が限られるようなチームに行くということになるとその成長に与える影響が気になるところでもあります。ブンデスで出場機会が減ってる選手がChelseaで定位置を取れるのか。

別途米代表の新監督とその方針について書きかけの記事があるのでまたそちらも近くアップします。

中立地でのWinter Classic

元旦のアメスポといえばカレッジのボウルゲームと、NHLの野外試合Winter Classicです。ボウルの方はプレーオフ制となったことで従来元旦に行われていたメジャーボウルが他の日の開催になり希薄化が進んでいるのが残念。

NHL Winter Classicは今回が11回目。インディアナ州Notre Dame Stadiumでの開催。Chicago BlackhawksとBoston Bruins、Original Six同士の対戦。Blackhawksは4度目のWinter Classic登場。Bruinsは3度目。それぞれのホームから離れた土地でのWinter Classicは初。一応地縁としてはBlackhawksのマイナーチームであるECHLのIndy Fuelが同州内にあります。距離的にもChicagoとNotre Dameは車で遠征可能な距離。イリノイ州Chicagoにはカレッジフットボールの強いチームがない(Big Ten所属Northwesternはありますが)こともあって地元のスポーツ報道ではNotre Dameフットボールを準地元校のように報道する傾向もあり、場所は中立地ですがChicagoの方がほぼホーム扱いに近いと考えていいのでしょう。76,126が入場したと公式発表になってます。

インディアナ州内でNHLの公式戦が行われるのは1993年以来のようです。20世紀末に日本でNHLの公式戦が何度が開催されていたのもずいぶん昔の話になってしまったのですが、それよりもさらに以前以来のインディアナ州でのNHL公式戦ということになります。
少し話がズレますが、先日MLB Networkで2018年のMLBを回顧する企画番組内で、MLBが中立地で公式戦を開催することの意義と良さを自画自賛していたりしました。Little League World Seriesの行われるペンシルベニア州の田舎町Williamsportでの試合や、前年2017年のノースカロライナ州の米軍基地敷地内のFort Bragg Gameと普段MLBのない街に行っての試合でのファンとの交流・歓迎がMLB内部の人たちにとって新鮮であったということを述べ、将来に渡っての拡充を示唆していました。(MLBの場合はそれよりもさっさとNashvilleとPortlandに新チームを作ったら、という感じもしますが。またその話は別の機会に)

MLBにしてもNHLにしても国際マーケットの開拓として海外での試合開催を積極的に行っており、そういう海外遠征の試合の方が目立つのですが、足下の米国内の非ホーム都市市場への再浸透も地味ながら重要なのかもなと今回の中立地でのWinter Classicを見て感じた次第です。

試合の方はBostonが逆転勝ち。事前には出場できないのではとも言われていたBrad Marchandも出場、最後のエンプティネットを決めていました。
Winter Classicでは特別ジャージが着用される習慣になってます。過去「Classic」を強調し過ぎてレトロ調と言えば良いですがちとファッション的にいかがかと思われる(それを意図してデザインしてるのは承知しています)デザインが多かったのが、今回は4度目出場となるBlackhawksはほぼ黒一色のジャージを着用。1930年代のユニフォームからの転用だとのことですが、なかなかかっこよかったです。
あとはピリオド間のミニコンサートで出演するバンドが過去の同イベントからアップグレードされていたのが目立ちました。日本ではあまりお馴染みないかもしれませんがWeezerとJudah & the Lion、どちらも普段の生活内で良く曲を耳にするバンドです。
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