アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

Space Jam 2のキャスティングが難航

このオフシーズンに撮影が開始される映画・LeBron James主演 Space Jam 2の共演者が集まっていないようです。Space Jamのオリジナル版はMichael Jordan主演で1996年にリリース。当時登り坂NBAを背負いアメスポ最大のスターになっていたJordanの人気を当て込んだファミリー向け娯楽映画でした。

LeBronが昨オフのFA権の行使でLos Angeles Lakersを選んだ理由のひとつが、このSpace Jam 2の制作過程に関わるのに至便だから、だったとされます。引退後はNBAの歴史上Jordanと並び称されることになるであろうLeBronが、Jordanと同格となることを意識してSpace Jamの続編に意欲を出したとしてもそれは理解できる範囲内でした。


しかし問題が発生してます。LeBronや制作側が期待していた共演のNBA選手との契約がまったく進んでいないようです。既にMilwaukee BucksのNBA新世代スターGiannis Antetokounmpoは出演辞退を公表済み。NBA内の知名度で言うとMVP受賞者たち、Stephen CurryやJames Harden、Kevin Durant、Russell Westbrookなどが欲しいはずですが、CurryとHardenはスポンサーの関係でほぼ無理ではないかと一部で言われています。
Jordanの初代Spece Jamでジョーダン着用のシグネチャーシューズが大きくプッシュされた例を踏襲して、この続編でもLeBronが契約するNikeの商品が目立つ形で採用されるのは確実。Nikeの新型LeBronシグネチャーシューズのデビューになる可能性もある。CurryはUnder Armourの、James HardenはAdidasの最重要な契約選手。Nikeの商品の宣伝映画もどきになるようなものに商売敵であるスポンサーが自陣営の選手を提供するのを好まない。それもまずLeBronに映画内でモンスターダンクをかまされて負かされる役になるのが目に見えている。ということでHardenとCurryはまず無理、とされます。
Kevin DurantはNikeの契約選手、WestbrookはJordanブランド(Nikeのサブブランド)の契約選手なのでその意味での障害はないのですが、選手個人が脇役を良しとせず出演契約がまとまっていないとされます。推測ばっかりでスミマセン。出回っている情報がそもそも推測ばかりなので。

なんとなれば先日引退したMiami Heat時代の盟友Dwyane WadeやChris Bosh、Wadeの現役最終戦にLeBronとともに駆けつけたバナナボートのお友達=Chris PaulやCarmelo Anthonyぐらいなら個人的な関係で調達可かもしれませんが、彼らはLeBronとのお友達イメージが強すぎる。あーKyrie IrvingはNike配下なので可能かも?


このSpace Jam 2のキャスティング問題をLeBronのリーグ内での人望の無さに話を続けるとか、Lakersでヤングコアに疎まれて苦闘する現在地に関連付けて語るとか負の切り口は豊富。この夏に撮影は済ますとすると公開は早くて2020年末、たぶん2021年。今季の大不振、Lakers首脳部との軋轢、チームの将来の見通しがない、LeBron本人の性格と年齢などを考えると映画の公開の2021年時点でLeBronのNBA内での地位がかなりひどいものに低下していても不思議はありません。

大逆転のシナリオとしては今季ドラフト入りする(まだ正式な宣言はしてませんが)Zion WilliamsonとNikeが巨額契約ができればZionをSpece Jam計画に引き込むというのが妄想できますが、でもZionだと2021年時点だともう人気でLeBronと主客逆転しちゃってる可能性もありますよね。

ラグビーセブンス シンガポール大会

NBAのプレーオフも始まり、NBA/NHLさらにはゴルフの最大のイベントMastersも開催中の週末だというのにマイナーなラグビーの話題で失礼します。
7人制ラグビーWorld Rugby Sevens Series(全10戦)の今季第8戦シンガポール大会があり、米男子代表が年間首位を維持しています。しかしアジアラウンド2大会の前と比較するとかなり差が詰まって苦しくなってます。

まずシーズンが始まる前の米代表の目標だった年間4位以内=東京五輪への出場権については5位イングランドに勝点38点差をつけており事実上確定させています。

シンガポール大会前の段階で年間優勝の可能性が現実的に残っていたのは首位の米国勝点130、2位フィジー123点、3位ニュージーランド118点の3カ国。
大会内で小波な波乱がいろいろあったのですがその説明は後述するとして、今大会準優勝だったフィジーが、4位フィニッシュとなった米代表に迫り145対142、勝点僅か3点差となって最終の欧州ラウンド2大会へ向かいます。3位のニュージーランドは先週の香港大会に続いてトーナメント一回戦敗退、首位米国まで勝点15差・2位フィジーまで12差。あと2大会で両国をまとめて抜くのはかなり苦しくなってきており、実質フィジーと米国に年間優勝は絞られてきました。

米代表は今季は対フィジーと相性が極悪い。開幕戦の@ドバイのトーナメント初戦で24-12で勝ったっきり、その後対フィジー4連敗中。それも完敗が多い。その相手が年間優勝を争う直接の相手というのは怖いです。残るロンドン、パリでの二大会で年間優勝を賭けてどこかで直接対決となったところで一気に年間優勝争いをひっくり返される可能性があります。できれば欧州ラウンドの前に勝点の差を広げておきたかったんですがそうはならず。5月末〜6月初旬の2大会が待ち遠しいです。




以下シンガポール大会での細かい話。

大会第1日は優勝争いの米国とニュージーランドは順調にGLを勝ち抜いたのですが、2位フィジーは10位スコットランドに敗戦して上位トーナメント進出を逃すかもというピンチにみまわれました。なぜか奮起したカナダがスコットランドをGL最終戦で倒してくれたおかげでフィジーは1勝2敗ながらギリギリ上位トーナメントに勝ち進めました。フィジーが下位トーナメントに回っていたら年間1-2位の差が一気に開いて米代表の年間初優勝が一気に近づく可能性もあったのですが。

フィジーがGL2位通過になったことで、トーナメントの一回戦でフィジーとニュージーランドが対戦することに。これは米国にとってはおいしい。年間優勝で追ってくるどちらかは一回戦敗退となって勝点の積み重ねが最小になるのが確定してるからです。その試合はフィジーが勝ってます。できうれば3位ニュージーランドに勝って欲しかったところでした。

フィジーはGL敗退のピンチから一転トーナメントを勝ち進み決勝戦へ。ここでは復活南アに敗戦して準優勝。もしフィジーが優勝していたら年間の勝点で米国に並んで首位タイになったところでした。
米代表は準優勝で南アに敗戦。3位決定戦ではGLで勝利していたイングランドに完敗して4位。

日本代表はシンガポール大会で最小1勝点の獲得にとどまり15位降格圏へ。降格争いの直接の相手であるケニアに敗戦したのがもったいない。先週の香港大会で勝点7を獲得して降格圏から脱出したのですが、シンガポール大会で再逆転。14位ウェールズまで3点、13位ケニアまで4点。残るロンドン・パリの2大会のどちらかで最小の1勝点にとどまると残留の可能性がとても苦しくなります。
今大会で日本はスペインにGLで勝ったんですけど、GLの勝利ってシリーズの勝点と関係ないんですよね。こういうことを言ってはいけないのかもしれませんがこの期に及んではGLはもう放棄して=上位トーナメント進出は諦めてて、全力を下位トーナメントの試合に集中するというのは戦略としてアリなんでしょうか?そんなことを言ってたらダメなのかな。とにかく石に齧りついても残留したいところです。

Ligntning 惨敗で開幕2連敗 そしてエースが次戦欠場危機

NHLプレーオフ東一回戦Columbus Blue Jackets@Tampa Bay Lightningの第2戦、第1戦の余勢をかってBlue Jacketsが攻め立て続けて完勝、5-1。シリーズはColumbusの2戦2勝となってます。第3戦は日曜日に@Columbusで。

レギュラーシーズン圧勝で制圧したTampa Bayが第1戦でBlue Jacketに大逆転負けしたのを受けての試合だったんですが、Blue Jacketsの勢いは止まらず。第1ピリオドに二度もフェイスオフからのゴールを決めて2-0とリード。さらに第2ピリオドに入ってからもColumbusの攻勢は続き早々に追加ゴールが決まって3-0。これで第1戦の第2ピリオドから4ピリオドでColumbusが7ゴール、Tampa Bay0。Tampaのホームは静まり返ってました。こんなはずではなかったというのがファンも選手も思っていたことでしょう。第3ピリオド、試合開始から45分にやっとTampa Bayにゴールが生まれたものの、4分後にはColumbusの4点目が決まって追い上げ機運も消え、さらに3分後にとどめのゴールが決まって勝負は決しました。
この最後のゴールなんかは勢いと意欲の差がはっきり出てしまいました。Columbusの第4ラインがTampa Bayに走り勝ってTampa陣内に長駆こぼれたパックを拾いに行ってそのまま鮮やかパス回しとなってゴール。
Tampa Bayは0-2とリードされたところで気合が入り直したように走りに集中、それまで相手にやられるばかりだったボディチェックも仕返すなど復活の兆しは見せたんですが、休みを挟んだ第2ピリオドの冒頭に喰った3ゴール目で勢い消沈。2連敗。

敗色濃厚の試合終盤にTampaの攻守の要Victor HedmanがColumbusベンチに口撃を仕掛けました。「おまえらコレ得意だよな。去年はどうなったんだったけな?」と挑発。昨年のプレーオフ一回戦でColumbusがWashington Capitalsを相手に敵地で2連勝しながら、その後4連敗で敗退したことを持ち出して詰ったのです。勝ってるColumbus側は余裕なのか、ムカついたけど黙っておいたのかその場では反応せず。
試合中HedmanはColumbus側のボディチェックの標的になる場面が多数で、それもHedmanが口撃に出た理由のうちでしょう。
また試合中には背番号77番のHedmanと、Columbusの77番Josh Andersonが掴み合いの乱闘にも。Andersonは試合中に解説者に「この選手はColumbusの”Tom Wilson”です」と紹介されてました。Tom Wilsonは反則・乱闘・性格の悪そうな挑発行為の常習犯。そのWilsonになぞらえられたのは名誉なのか。対するHedmanはケガでレギュラーシーズン終盤を欠場しプレーオフから復帰したばかり。ケガの詳細は明らかにされていませんし、Hedman本人がケガを気にする素振りは見せませんが、ひょっとしたらColumbusの執拗なチェックがかなり効いているのかも。
乱闘だとTampa Bayの第3の得点源であるBrayden Pointも果敢に相手に飛びかかるなど気合は見えたのですがことホッケーではPointはほとんど消えていたような。

Tampa Bayは昨季のWashington Capitals同様、第3戦からの巻き返しに賭け、そしてCapitalsのように優勝に突っ走りたいところでしょうが、さらに悪いことが待ってました。試合終了まで5分を切ったところで起こった乱闘のきっかけになったボーディングの反則でTampa BayのエースNikita Kucherovが退場。反転攻勢に移らなくてはいけない第3戦に出場停止となる可能性があります。相手選手が倒れて両膝をついている状態のところでのボーディングは最近のNHLの基準だと出場停止停止該当。惨敗にイライラしていたんでしょうが、まったく余計なことをしてしまったことに。
レギュラーシーズンの勝利記録を作ったTampa Bay、大ピンチ。盛り上がってまいりました。

尽きぬアメスポ三昧

ESPNUで古いカレッジバスケの試合を放送していました。2008年のDavidson@Oklahomaの試合。こんな10年前の試合を放送しているということはきっとおもしろい試合だったに違いないのです。DavidsonということはStephen Curryの試合なのはすぐわかりましたが。Stephはこの試合、当時の彼のカレッジでのキャリア最高の44得点を叩き出してます。基本戦力に劣るマイナー校のDavidsonは最後まで粘りましたがOklhamaを取り逃がし。
Oklahomaの方のスターはBlake Griffin。25得点21リバウンド。試合最後30秒を切ったところで3点リードのオフェンシブリバウンドをGriffinがもぎ取ってこれで勝負あったという試合でした。その直前に3点差に迫る場面はGriffinがCurryにベタ付きするもののほんの僅かの隙間を作ったCurryがコーナーから3ポインターを決めたもの。最後試合の時間切れ場面ではGriffinがスラムダンクを決めて派手にキメて吠えてフィニッシュ。
未来のNBAオールスターが2人も大活躍をしたという10年前の1試合だったのですが、この日会場にいたオールスターはなんとこの2人だけじゃなかった。観客席には当時Oklahoma City Thunder所属だったKevin Durantが、その年のThunderの1巡目全体4位指名だったルーキーRussell Westbrookと連れ立って観戦に来ていて、GriffinのスラムダンクとCurryの3ポインター猛爆ショーを見て楽しんでいたのがこのビデオに残ってるんですねー。おもしろ過ぎる。

こういうアメスポのビデオ資産というのはとてもおもしろいです。
そういえばついこの前もNFL Networkで古いドキュメンタリーを流していたのに遭遇。それは元々はAAFの試合放送の枠だったんですが、AAFが突如活動停止したためぽっかり空いた枠にそれを流していたんですね。内容はBill Belichickに密着して1シーズンを追ったもの。Randy MossとJunior SeauがPatriots所属していた時期のものでこれも10年ぐらい前の話です。いま調べたら2009年のシーズン(10勝6敗)のことだったようです。
この番組もちらっと見たらおもしろくてやめられなくなってしまいました。Belichickさんが子供の頃の友のぬいぐるみのくまを見せてくれたところから始まって、チームミーティングの様子やBelichickのオフィスに置いたカメラでオーナーがやってきて相談ごとをしたり、Randy Mossが「ハロウィンの仮装パーティをやるからコーチも来てよ」と明るく誘いにきたり、それで実際Belichickさんが海賊衣装でパーティに登場して選手から大喝采だったり、シーズン終盤の試合で35-0で勝っていた終盤にディフェンスがプレー前に相手への示威行為をしていた後に失点、35-7になったときにBelichickがディフェンスの連中を全員集めて怒声を浴びせて叱責したり。35-7でここまでボロクソに言うんだ、すげえ、という。その試合後Junior Seauがやってきて「いやー俺、誰かにpunk(意味はクソガキぐらいに思ってください)って言われたのは何年ぶりかなぁ」と言って笑ってBelichickさんにハグして行ったりとか、おもしろいんですよね。ついつい最後まで見てしまいました。
その後Seauは例の脳の障害そして自殺に及ぶわけですけど、あーあのSeauが楽しそうにBelichickさんと話してるんだなぁと思うとなんとなく泣けるような。

16歳Gianluca Busio

MLS Sporting Kansas Cityの16歳Gianluca Busioが、MLS史上最年少での2試合連続ゴールを決めています。BusioがMLSと契約したのが15歳のとき。遠からずこの選手も欧州のメジャークラブに移籍するのではと早くも話題。そうだとすればMLSでBusioを見られるのは今季が最後か、それとも移籍市場での価値がもっと上がるまで残るのか。

MLSで年少デビューの選手というと2004年に神童として鳴り物入りで加入したFreddy Aduがいました。当時14歳。BusioはAdu以来の若さでのMLS契約。その他の若いMLS選手の例としてはBayern Munichに移籍した現在18歳Alphonso Daviesもいます。こちらはカナダ国籍ですが、MLSのVancouver Whitecapsでのデビュー時が16歳。その後カナダ代表チームに史上最年少で選ばれてGold Cupでゴールするなど活躍したりしてます。

Aduは当時大きな話題になりましたが、残念ながら神童と呼ばれた時代からプレーも身体のサイズも伸びず。米代表キャップは17にとどまりました。当時年齢差も他の選手からあったこともあり代表メンバーの中でも浮いていた。ガーナ移民で、まだ当時サッカーは移民のスポーツという根強い偏見も残る時代でもあったことから人気面でもうまく受け入れられなかったところがあったと思います。

Alphonso Daviesは前述の通りカナダ人で、MLSでもカナダのチームに所属。カナダ男子代表はサッカーが弱いのでW杯の最終予選にも上がってこないなどアメリカにいると試合を観る機会すらない。へぇそんなすごい選手がいるのか、と思っている間にBayern移籍が決まって、あっという間にMLSからいなくなってしまいました。

Gianluca Busioは親はイタリアからの移民ですが本人はアメリカ生まれのアメリカ育ち。ただし国籍はイタリアとの二重国籍。肌が黒いのは母方がアフリカ系だからだそうです。AduやDaviesとちがってアメリカ人(Aduは帰化で米国籍取得)でもあり、うまく育てられるとMLS初の生え抜きアメリカ人若手スターになるかも‥とも思うものの、ワールドクラスに育てるためには欧州の強豪に売った方が本人の修行にもなるし、MLSも移籍金で儲かるし、ということで結局売っちゃうのではと予想する向きが多いです。

最近のMLSから欧州への移籍実績は昨季Atlanta Unitedの初優勝に貢献したパラグアイ人Miguel Almirónが$27 millionで英Newcastleへ移籍したばかり。前述のAlphonso Daviesは昨年$22 millionで移籍と、MLS出身者への移籍金の相場がぐっと上がってます。それだけMLSでの活躍が選手の価値として欧州でも認められるようになったということですが、金額が上がるとMLSとしては断りきれない。なにせいまも各チームの基本サラリーキャップ額は約$4 millionに過ぎない(来季以降は大きくアップ予定)。つまりDavies一人を売っただけで5チーム分のサラリーキャップが贖えてしまうのです。
2016年に現米代表常連DeAndre YedlinをSeattle SoundersからSpurs/Newcastleに売ったときは$6 millionほどで、それでも儲かると思って売っちゃったのから僅か数年で相場があがったわけです。
さて今回のGianluca Busio、どれほどの値でどこから誘いがかかるものか。MLSの期待としてはDaviesよりも高く売りたいところでしょうが。

Busioの今回の連続試合ゴールがシーズンの浅いいまの時期にやれたのはMLSにとってはラッキーでしょう。アメスポ全体で話題になるようなネタではないですが、少なくともMLSファンなら、ほうそれなら、とKansas Cityの試合をTVで予定されていれば見てみようと思ったり、地元に来るなら行ってみようかと思うはずです。

Luke WaltonのSacramento転出説

Los Angeles LakersのHC Luke Waltonが同地区のSacramento KingsのHCに引き抜かれるという噂があります。これが事実ならいろいろと当面丸く収まる可能性があります。

数日前にLakers社長Magic Johnsonが電撃辞任。オーナーにLuke Waltonのクビ切りを命じられたのか、それとも逆でオーナーはLukeをキープする意思があるのにLeBron JamesがLukeを嫌っていてクビを切らないとLeBronが拗そうだったのか。いずれにせよ面倒な事態になっていたところでMagicが舞台から降りた。
組織内の窓口だったMagicを失ったLeBronにはもうLukeを辞めさせる現実的な手段はないし、後任HCの人選に口出しする手段も限られます。LeBronもMagicの辞任は事前には知らずショックを受けている、と代理人が証言してます。
残ったフロントのトップLakersのGM Rob PelinkaはKobe Bryant派とされ、LeBronについてはこれまでMagicに丸投げで距離がある。Kobeとの信頼関係があり組織内での地位は盤石。LeBronが影響力を及ぼすのは難しい相手です。

そういうタイミングで出てきたのがSacramento KingsがLuke WaltonをHC職で迎えたいという噂。KingsのGMはLakers OBのVlade Divac。Kingsは過去数年の不振のかいあって若く有望な選手を抱えており、HCとしては若いLuke Waltonにはいい環境でしょう。LeBronがLakersにやってくる前の若い選手の多かったLakersを指揮していたときはLukeの評判は悪くなかった。昨年のドラフト全体2位19歳Marvin Bagley III、21歳De'Aaron Foxカレッジ時代から評判の高かった若手のエース候補選手を持っている。LakersのHCという職はNBAでも有数の花形職でしょうが、扱いにくいLeBronを指導するなんていう面倒な仕事をやっているよりはLukeにとってもSacramentoで出直すのは悪い話ではない。

Lakers側にとってはクビを切るまでもなく自発的に出ていってくれるなら面倒がなくて良いです。Lakers、特にオーナーのJeanie BussがLukeのクビ切りを避けているのはBuss家とWalton家が個人的に親しいということがあったから、とされます。辞めさせるにしても待遇というものがあるので、外様新参のLeBronが嫌いだと言ったから、だけでは切りにくかった。

元Lakers HCのLuke Waltonと、元LakersのGM Vlade DivacのSacramentoになれば、SacramentoのミニLakers化が進行ということに。大きな話題ではないですが、Lakers x Kings戦での丁々発止がちょっと楽しめることになるでしょう。
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