アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

疑似プレーオフ 西のケース

NBA西カンファレンスでも上位同士の試合でおもしろいことが起こってます。一昨日の話ですが、当時試合前の時点で西の首位だったDenver Nuggetsのホームに王者Golden State Warriorsが殴り込んだ試合の第1QにWarriorsがNBA記録となる51点をあげて一気に飛び出し、結局142-111の30点差でWarriorsが勝利、この試合の結果で入れ替わりでWarriorsが西の1位に浮上してます。

試合後に記者会見で、これはDenverへWarriorsからの(西のトップはお前らじゃなくて俺たちだという)メッセージか、と問われたKevin Durant、ちょっとスカして「別に。(いちいちメッセージなんか送らなくても)彼らは俺たちが何者なのかは知ってるだろ。」なんて返答してます。その素っ気なさに逆にきっとやる気満々だったかなーと思わせられるのは聞く側の思い込みでしょうか。メンタルゲームですね。DenverにWarriorsには勝てないと思い知らせたかったけど、そうは表立っては認めない。

その翌晩はホームでNew Orleans Pelicansに少々手こずりながらも逆転勝ち。一日おいて金曜日にはアウェイでのClippers戦で期待のDeMarcus Cousinsの復帰戦=Warriors所属としてのデビュー戦が待ってます。
強いのだろうとは思うもののKlay Thompsonが不調だったりKevin Durantが迫力不足の日があったりベンチが薄く苦しいローテーションになったりと過去の二連覇の最中と比較して大丈夫なのかなと思わせるところのある今季のWarriorsですが、Cousinsが万全の状態で戻ってくるなら話はまた別。Cousinsがどういう化学反応をチームにもたらすのか期待の復帰戦です。

疑似プレーオフ

昨夜NBA Toronto Raptors@Boston Celtincsの試合が熱戦となりました。現在東カンファレンス首位へゲーム差なしの2位Torontoと、やっと調子を上げてきたところからこの試合前までに3連敗と少々凹んでいたシーズン前からの東本命Celtics。3連敗後Celtics側ではKyrie Irvingが自軍の若手選手たちにお小言を垂れたとかで少々波風が立っているところでもありました。

Kyrieと若手へのお小言というと、Cleveland時代が思い起こされます。当時はKyrieがお説教を喰う若手側。小言を垂れる側はLeBron James。LeBronがClevelandに帰還した2014年シーズンに、帰還前のドアマットCavsのエースだったKyrieに対して優勝目指すならそんなんじゃ全然ダメだとやった、とされます。ときは流れて2019年。同じことをKyrieがBostonの選手たちに小言を垂れたというのですから、Kyrieが成長したと言うべきか、お前が言うかと揶揄されるのか。昨夜の試合後にはCavs当時のKyrie自身の態度は確かに悪かった、LeBronに謝りたいとまで言ったとか。んーそうなんだーという感じですね。立場が変わったと。
CavsのときはKyrieから見ればLeBronは勝手に出ていって勝手に帰ってきてボス面。今のBostonだと昨季Kyrieが欠場中に若手の大活躍でカンファレンス決勝まで進出したのが、その時いなかったくせに「優勝するのにそれじゃダメだ」などとお説教をするKyrie。相似形とは言えそうです。

そんなこんなも昨夜の試合を決めたKyrieのスーパーパフォーマンスが全て払拭してくれるのではないでしょうか。コイツはソレを言う権利のある選手なのだ、と。CavsであのFinals大逆転優勝をしたときのKyrieを彷彿とさせてくれるフィニッシュになってます。
昨夜の最後は、接戦からの終盤にクラッチの2点⇢3ポイントライン遥か外から3⇢ノリノリなのでまたアイソでボールを手放さないだろうなと私も、きっとTorontoの面々も思っていたところからゴールに突入しながらの絶妙パス出しでアシスト⇢アーリウープでアシスト と立て続けに9得点に絡み、どのプレーもこれは凄い!と感嘆させてくれる内容。チームもその9点差で勝利。Kyrieはキャリアハイの18アシストとか。

対するTorontoの方も試合中、HC Nick Nurseがめちゃくちゃ気合が入っていてチームを鼓舞。これはプレーオフか?と思わせるような気合の入れっぷり。

あとから考えてみるとNurseにせよKyrieにせよ、この日の試合を擬似プレーオフの一戦と認識していて通常のレギュラーシーズンとは違うモードで臨んでいたのかもなと思わされました。その特別なギアにKyrieは入れられるし、Toronto側ならSpursで修羅場をくぐってきているKawhi Leonardもこの日はすごく良かったです。KwahiがBostonのBrownやMorrisを押しのけてand 1をもぎ取る様など今日はまたいつもに増してすごいなという感じでしたし。

Jalen Hurts、 Oklahomaへ

これはおどろきの結末となりました。Alabamaから転校を目指していたQB Jalen HurtsがOkhlamaへの転校となるようです。本人からの発表はまだですがスクープとして報じられています。

先日Maryland、Miami-FLへ訪問したという話は書きました。その二択ならMiami-FLであろうと思いました。今週早々に結論を出すであろうと思っていたのが若干伸びていたのはなんと第3の学校へも訪問していたということですか。そして行き先がOklahoma。2017年2018年と連続でハイズマン賞QBを輩出したOklahomaに転校して一発勝負をかけようというわけですね。意欲的で良いのではないでしょうか。ACC校のMiamiに行ってClemsonとの再戦リベンジを目指すのではなく、堂々全米制覇を目指してOklahomaで勝負ということのようです。

OklahomaはHCのLincoln Rileyは今シーズンオフに入る前からNFLへの転出が取りざたされてきた人物。NFLのHCの空きがほとんどなくなってきたのでRileyがOklahomaに残留する可能性は高まっているところですが、まだ確定とまでは言えなかった。そこへHurtsが加入となるとRileyも残留でしょうか。

Oklahomaのオフェンスの火力は2018年のKyler Murray、その前任の現Cleveland Browns Baker Mayfield時代と抜群。そこへHurtsが加わってまたすごいオフェンスを繰り広げられるのか。これは俄然楽しみになってきました。

なぜClemsonは慌ててWhite Houseへ行ったか

カレッジフットボールで先週優勝したばかりのClemson TIgersがWhite Houseへトランプ大統領を訪問。ただし現在連邦予算が議会の人質に取られており不必要な人員は勤務しておらず、そのため訪問した選手たちへの歓待の食事がWhite House内で準備ができず、McDonald'sやWendy'sなどのファーストフード食となり選手たちを困惑させニュースになっています。

これ、けっこう変な話です。まずタイミングです。例えば昨年の優勝チームであるAlabamaがWhite Houseを訪問したのは4月でした。2017年にClemsonが訪問したときは6月でした。優勝して8日後に訪問というのは異例の素早さです。なんらかの事情でもう二度と一緒に集まれないメンバーのチームスポーツ(例えば五輪の代表チームなど)は行事を解団前に行うことがありますが、カレッジフットボールでこれは珍しいはず。大学のチームですからほとんどが在学生で今の春学期の授業をとっていれば(とってない選手もいるでしょうが。12月の学期で卒業単位取得した学生など)4月でもなんら問題ないはずですがなぜか異例の速攻での訪問。
この前から当ブログで憶測を飛ばしているClemsonのPED問題が噴出する前に訪問した可能性を感じてしまうんですがどうでしょうか。その問題後では行きづらくなるでしょうから。

連邦予算の凍結で歓待はできないがというのはWhite House側から言われていたはずですが、それでも構わないからとClemsonが大慌てでやってきた。PED問題でないなら、HCのDabo Swinneyのこのオフの退任の可能性もあるんでしょうか?今季のClemsonは33人の最上級生を抱えたチームなので今の春セメスタが終わるとチームは離散してしまうのですが、だからと言ってメシもろくに出なくても構わないからすぐ行きますと返事をしたClemsonの上層部の判断も訝しいです。ADなど背広組やコーチ陣は良いサラリーをもらっているので自腹でいつでも美味いものが食べられますが、選手たちは普段はNCAA規定で一般学生にキャンパス内で提供されているもの以上のものは提供されていない。せっかくのお呼ばれでWhite Houseに行ってマックかよマジかと選手たちはがっかりしたことでしょう。普段より悪いじゃないか、こんなもんいつでも食えるじゃんと。
ちなみに一般にアメリカの大型校のキャンパス内の食べ放題のメニューはけっこう充実してます。NCAA規定をクリアするためには一般学生用のメニューを充実しないとアスリートにもロクなメシが提供できないからです。ただしお値段は高めですが。選手たちは奨学金で食事代は賄われているので高いのは問題にならない。一般学生が高い学食を食べるという図式になりがちなようです。

以上はClemson側の事情ですが、ついでなのでなぜトランプはMcDonald'sを出したのかです。連邦予算がないのでトランプのポケットマネーでこの食事を準備したそうですが、もうちょっとマシなものはなかったのかというのは誰もが思う疑問。
私の解釈は、このイマイチな食事を出すこと、そしてそれが大きく報道されるのを見越して、その報道を通じて連邦予算を人質にとっている議会を間接非難アピールしているのであろうかと思われます。アメリカ人一般はあまり政治ニュースを見ない。日本のような誰もが見る(そして政治ネタがトップとなる)総合ニュース番組が少ないので連邦予算の停止が一般にはあまり意識されていません。なのでこの機会に普段政治に感心のないスポーツニュースを見る層にそれをアピールということではと感じました。
お金はいくらでも持っているトランプがわざとファーストフードで済ませたのは「議会が加害者、選手たちが被害者」な図式を作りたかったからであろう想像します。

No. 1 DukeホームでSyracuseに敗戦

熱戦でした。Syracuseが延長戦の末、No. 1 Dukeを下してアップセット。Dukeは今季2敗目。
この試合、Dukeはスーパー1年生トリオの一角Cam Reddishが病欠(試合場には来ているので大したことはないはず)、そして同じく1年のPGのTre Jonesが試合開始6分で肩の打撲で退場。メンバー落ちの状態での試合での敗戦なのでその面では言い訳もつくのですが、内容は弱点が露呈した試合になったとも言えます。Tre Jonesの出場していた序盤にDukeはロケットスタートで飛び出したのが、Jonesを欠いてから明らかに精彩を欠く内容に。
さらに延長戦の最後の場面もPGの不在と経験不足が大きく露呈したと言えましょう。45秒残りでDukeが4点差を追う場面。ボールを3ポイントライン外で廻すばかりで25秒も経過してからやっとシュート。2ポゼッション差でこれはマズい。相手のSyracuseは伝統のゾーンディフェンスで中に入りにくいのはそうですが、既にその時点までで40分以上も戦ってきて、試合中はゾーンの真ん中にZion Williamsonが入り込んでゾーン崩しを試みたり様々なことをしてきていたのが、クランチタイムになったら右往左往か、と。
25秒時点でのショットが外れてオフェンスリバウンドを獲ったもののまたも外でボール回して13秒ぐらいまで打てず、じれたホームの大観衆が早く打てと悲鳴を上げるのを聞いてやって打つという始末。4点差2ポゼッション差で難しい判断が要る場面ではないのにこれはお粗末。1年生主体のカレッジのチームは経験不足が露呈する試合はままあるものですが、年も越してシーズンも半ばでこれはちょっとマズいのでは。それだけPG Tre Jonesに頼っていた面があるのか。
Tre Jonesのケガの内容がいまの時点でわかりませんが、あれっきり出てこないということは単なる打撲ではなく脱臼その他の可能性もあり長期離脱になるとことは重大。今週末土曜日にNo. 4全勝Virginiaを迎え撃つレギュラーシーズンの山の試合があるので大事を取ってTre Jonesにムリをさせなかった可能性もありますから軽症の可能性も残りますが。

ドラフトの方で注目のZion Williamsonは35得点10リバウンド、相変わらずリム周りで小技が効いたスコアを重ねているのに加えて豪快な4ブロックもありで、もうよほどのことがない限りドラフト全体1位から落ちることはないのでは。Zionと全体1位を争う同僚のRJ Barrettも23得点16リバウンド。ドラフト的にはこちらもトップ3指名の可能性は高いです。シーズン前にはBarrettの方が1位に推されることが多かったのですが、実力もともかくZionの人気・マーケティング力は凄まじく、選手としての才能で誰が見てもZionを上回る評価を得ないとドラ1の奪還はムリではないでしょうか。


NBAドラフトの話題なのでついでにGonzagaのRui Hachimuraのことも。現時点での各種モックドラフトでは高いところで4位、10位前後が多くなってきてます。一時期に比べると若干落ち気味ですが、Hachimuraの評価が落ちたのではなく、周りの競争相手となる1年生たちがカレッジの試合に慣れてきて見栄えが上がっているからということかと。3年生のHachimuraの評価がこういう感じで動くのはまあ想定内なのでしょう。
GonzagaはWCCのカンファレンススケジュールに入っており、一昨日土曜日の試合がESPN2で放送になっていたのを見ました。試合はホームのSan Franciscoが食らいついてきて終盤までずっと接戦熱戦も最後は突き放して96-83。試合を見ていないと楽勝したようなスコアになってますがそういう試合ではなかったです。Hachimuraは21得点。接戦だったのですが自然体の試合というか、ガツガツしたところがなくチームメイトを信頼した試合ぶりとでも言いましょうか。そんな試合でもちゃんと20点以上になっている安定の実力を示しているとは言えるのでしょう。

AFC/NFCともにシード1&2位がカンファレンス優勝戦へ

NFLプレーオフ二回戦の残り2試合が開催。AFCはNew England Patriotsが序盤から飛ばしまくり圧勝でLos Angeles Chargersを粉砕。後半追い上げて最終スコアは少し見られる41−28となりましたが現実的には手が届かないままで終始した試合。レギュラーシーズン中いまひとつ冴えなかったNew Englandでしたが今日は気迫で、12勝4敗の好成績だったChargersを寄せ付けず。ChargersのQB Phillip Riversが始終イライラしてましたね。
Patriotsは主戦レシーバーのJulian Edelmanが蘇って難しい捕球をし、相手にタックルされた後に2ヤード3ヤードを稼いでドライブを楽にしていったり、一応RB扱いですが今日はランゼロだったJames Whiteの馬車馬のようなレシーブぶり、新人RB Sony Michelが前半だけでランが100ヤード超など、アレNew Englandってこんなに強かったっけという試合ぶり。試合開始時のコイントスでNew Englandは勝って攻撃を選択した(通常はdifferで第3Qに攻撃からスタートするのを選択します)ところからして序盤から攻めまくる意欲満々だったってことですかね。お見事ということになります。Rob Gronkowskiはほぼブロック役ばかりでデコイ、この試合がホームのGillette Stadiumでの現役最後の試合になりそうだなあという内容でした。


NFCの方は見られませんでした。14−0とPhiladelphia EaglesがリードしたのをNew Orleans Saintsがまくって20-14という試合経過だったようですね。Eaglesは負けはしましたがプレーオフに最終週に潜り込み、ワイルドカードで1勝を挙げ、第1シードを苦しめてシーズン終了。前年覇者として恥ずかしくない結果でしょうか。Nick Folesは、不当に低評価な良いQB‥なんですかね。
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