アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

Finalsにふさわしい激戦はWarriorsが再逆転勝ち

終盤のせめぎあいでしびれました。試合時間残り4−3分あたりでのKawhi Leonardの連続得点で一気に試合をひっくり返したところはRaptors初戴冠へ驀進、Kawhiのスーパースター化への語り草になる場面になるかとも見えたところでしたが、あそこからWarriorsは盛り返せるんですね。Splash Brothersの立て続けの3ポインター猛爆で再逆転です。
その昔Rudy Tomjanovichが「王者のハートを決してみくびるな!」と、連覇ながらアップセット優勝となったときに叫んだNBA史上に残る名場面がありましたが、あの雄叫びの言葉を思い起こさせる苦しい苦しい場面からの再逆転勝利で王者Golden State Warriorsが敵地で生き残りとなってます。
次戦第6戦は木曜日でGolden StateのホームOracle Arenaでの最終戦になります。
最終スコアは106-105。

しかしながらこの106点には復活出場したKevin Durantの11得点が含まれています。Kevin Durantは前半でまたも同じ箇所(と見えました)を怪我して退場。松葉杖をついて試合中に既に会場を去っていました。チームの瀬戸際となって遂に出場したもののこの退場。もう再度出場はないか。ないのならこの11点分を誰かが稼がないといけないわけですが。あの序盤のDurantの3ポインター連発で試合の序盤のトーンが変わってしまいました。
また先日から強行出場を続けていたKevon Looneyもこの試合でまた同じ箇所を痛めて退場この日はもう出場を諦めました。中二日空いての木曜日の試合、それもホームですからLooneyはまた強行出場してくるのかも。

あと個別で悪い方に目立ったのがDaMarcus Cousinsか。最終盤でオフェンスゴールテンディング(これは判定が辛かったようにも見えましたが)、ムービングスクリーンでオフェンシブファールと、気合は十分ですが歴戦のツワモノ揃いのWarriorsの面々と見比べるのはかわいそうですが、やはり大勝負馴れが足りてないかのごとくにも見えましたね。

Stanley Cup Finalは第7戦へ

NHL Stanley Cup Final第6戦 Boston Bruins@St. Louis Bluesが行われ、Bruinsが5−1で快勝、最終第7戦で今季の王者が決まることに。決着戦は水曜日に@Bostonで。

この試合、Bostonが5人対3人のパワープレーで先行してそのまま押し切った試合。先制点の挙げたBostonのBrad Marchandがプレーオフでゴールを挙げるとBruinsは今季のプレーオフで9勝無敗。キャリア全体でも20勝1敗だとか。
過去には相手チームの選手を舐めたとか奇をてらった行動をしてみたりもしてますが、それよりもねちっこいプレーぶりで攻守で長年Bruinsの中核を担ってきた選手。31歳、NHLではBruins一筋。オールスターに選ばれるようになったのがここ数年のことで、ファンやNHLの選手たちにも認められるようになるまで時間がかかった選手。身上といえるしつこい攻守は派手さはないですが、Bruinsのチーム全体としてのしぶとさを支えている選手と言えましょう。


ところで第6戦と第7戦の間が中二日空きます。実は同時進行のNBA Finalsの方もかなりスケジュールが間延びしていて、先日の金曜日の第4戦でToronto Raptorsが王手をかけたわけですが、次の第5戦@Torontoは月曜日、中2日です。NHLは日曜日夜に試合をやったのですが、NBAの方は土日を丸々避けての試合開催。
いま6月上旬はアメリカ国内の多くの場所でとてもいい季節でもあり、5月末で小中高校が学期末を迎える時期でもある。この時期は在宅率が悪いのは以前からわかっていたことですが、NBAは思い切って週末を丸々避けて月曜夜の放送を選んだわけです。過去は日中の在宅率の悪さを考えてそれでも週末の夜には試合をしていたはずですが。NBAとNHLの力関係、アメスポ全体での力関係から言ってもNBAは自由に開催日を決められる立場で、それで率先して月曜を選ぶんだなあ、と。

Oracle Arenaでの最後の試合(かもしれない)で完敗

まさかのホームでの2連敗で、王者Golden State Warriorsが追い詰められました。NBA Finals第4戦、Toronto Raptorsが105-92の快勝で3勝1敗として、Raptors初のNBA制覇にあと1勝と迫ってます。Raptors Kawhi Leonardが36得点12リバウンドでチームを牽引。Golden Stateをリズムに乗せず、Warriorsをプレーオフ最低得点の92得点に抑えて王手です。

試合中にも紹介されていたのですが金曜の夜ということもあってか地元Torontoだけでなく、カナダ各地でパブリックビューイングが行われて大盛況。NBAの優勝トロフィーが初めて国境を超えるまであと一歩となってカナダの首相まで試合直後にTwitterで勝利を祝福。「We The North」#Wethenorthがトレンド入り。
当ブログでも何度も触れた通りカナダの国技といえるアイスホッケーではカナダ勢(現行7チーム)が26年も連続でStanley Cup獲得に失敗し続けている中、NBAの現在唯一のカナダ所在チームのNBA制覇はカナダ国内でのスポーツ人気バランスに影響を与える可能性があるのかないのか。あるんでしょうね。

このままRaptorsが勝ち切ればMVPは文句なしにKawhi Leonardのものになるんでしょう。San Antonio Spursのメンバーとして既にNBA Finals MVPの勲章を持つKawhiですが、その時のSan AntonioにはTim Duncan、Tony Parker、Manu Ginóbiliと既存のスターがまだ健在だった時代。Miami Heatを下して優勝した祝勝舞台上でMVPが場内アナウンスされたときのKawhiの驚いた顔がいまも忘れられません。
あれから5年。NBAはGolden Stateのダイナスティの時代に移り変わっていったわけですが、Leonardは堂々のNBAのスーパースターに成長するもSpursとゴタゴタを経て、北の新天地で再びFinal MVPに手の届くところまで来たんですね。
WarriorsとSpursの西の王者交代の象徴的なプレーオフシリーズでKawhiの膝が破壊されたのもこうなるとまたドラマチックに思い起こされます。


なんかもう勝負がついたような記述になってますね。まだ3勝。Warriorsがここから盛り返せるのか。Raptorsが押し切れるのか。
試合後の記者会見ではWarriorsが過去5年間に1勝3敗となってから逆転勝利したプレーオフシリーズや、3勝1敗からCleveland Cavaliersに逆転優勝を許したシリーズなどを引き合いに出してまだ終わっていないということを口々に言っていましたが、さすがに各選手元気がないです。
この日の第4戦はStephen Curryの3ポインターが当たっていなかった。第3戦の欠場から復帰して28得点したKlay Thompsonや、再出場は無理とされていたKevon Looneyも強行出場して10得点6リバウンドと奮戦したものの結果は今季プレーオフ最低得点。Shaun Livingstonがかつてのようなミッドジャンパーを前半に何度も決めていい感じではあったものの続かず。Draymond Green、Andre Iguodalaは相当にお疲れの様子。後半まったく出場しなかったDaMarcus Cousinsは足を再度痛めた模様。

前戦第3戦にCurryが47得点すれども他の選手がオフェンスで貢献できず地元敗戦したのがこうなってみると痛かった。

この第4戦での敗戦がGolden State Warriorsにとっては現行のホームであるOracle Arenaでの最後の試合になるかもしれなかったのですが、観衆は最後まで居残ることなくさっさと席を立つ人が多かったのも残念。特にWarriorsは今オフにFAでチーム解体の可能性もあるわけですから。もしこれがシリーズ決着戦なら負けるにしても観客は残ってチームを讃えたり、Oracle最後での試合を惜しんだりしたんじゃないかと思うのですが、第6戦があるのかどうかわからないままでの宙ぶらりんのままで完敗でOracleでのお別れとなってます。来季からは湾を隔てたサンフランシスコ側の新アリーナへ移転が決まってます。

怪我人の嵩むWarriors

NBA Finalsは1勝1敗のタイ。場所をGolden State Warriorsのホームへ移動して第3戦を待つところですが、Warriors側の主力選手たちに怪我人がかさんでます。

エースのKevin Durantは第1&2戦@Toronto Raptorsに帯同したものの出場はせず。ホームに戻っての第3戦の出場も不透明。実はものすごくDurantの足の状態が悪いという可能性も囁かれています。
第1戦で腿裏を痛めて顔をしかめていたAndre Iguodalaは第2戦出場してましたが万全ではなさそう。
第2戦ではKlay ThompsonとKevon Looneyがケガで退場。Klayのケガの程度はMRI後、次戦第3戦はQuestionableとされてますからFinalsに再登場するのはほぼ確実なのでしょうが次戦はKlayもDurantもいない陣容でホームコートを守らなくてはならなくなるのかも。フロントコートのナンバーワンサブのLooneyはもうこのシリーズ戻ってこれそうにない模様。今季大きく進化してWarriorsを支えたLooneyの欠場はフロントコートのローテーションを大きく変えることになります。

ケガではないですがStephen Curryが脱水症状を示したとされ体調が万全ではなさそう。試合後の記者会見でのご本人の弁によると「なにが悪かったのかわからなかったけれど、体調は確かにおかしかった。第3戦にはこんなことはないようにしたい」とのこと。
長い長いシーズンの末のFinals。毎年シーズンが終わると、選手たちはこの時期は体調が完璧なんていう選手はいない、ケガを押してやり抜くんだ、ということを異口同音に言います。5年連続Finalsに登場するWarriorsの面々以上にそれを身をもって知っているチームはないわけで、メンタルの強さ(日本だと昨今はこれを根性主義と呼んで悪いことのように言うみたいですが)でメンバーがあちこち欠けたチームが3連覇を達成できるのかどうか。

他方、DaMarcus Cousinsが帰ってきてます。6週間の欠場を経てFinalsで復活。11得点10リバウンド6リバウンド。ボールまわしでCousinsがうまくさばいてRaptorsの想定外の形をつくりRaptorsのディフェンスをかき乱すという大きな役割を果たしてWarriorsの第2戦での勝利に貢献してます。上述の通りLooneyがいなくなったフロントコートのローテーションをCousinsと、今季Warriorsに復帰したAndrew Bogutが担うことになります。
Warriorsの他の主力選手たちはリングを2−3個持ってるんですけど、今季加入したCousinsはゼロ、Bogutは2015年の1個。特にCousinsは初のFinals登場。それもプレーオフをほぼ全休してここでやっと復活しての貴重な活躍で、試合後の記者会見でも感慨深いというコメントを出してました。Cousinsはレギュラーシーズンでも前半戦をずっと我慢我慢で休んだ後に出場。そしてまたさらにケガをしてプレーオフでほとんど出場できずという我慢に次ぐ我慢のシーズン。その我慢の末に出場したFianlsでケガ人のかさむチームに貢献できたということに。

7人制ラグビーWorld Rugby Sevens Series 米代表準優勝

7人制ラグビーWorld Rugby Sevens Series(全10戦)の今季最終戦がフランス・パリで行われ、フィジーがフランス大会を制覇、年間優勝もフィジーとなっています。年度最終戦であるこの最終日までフィジーと米代表の二カ国に年間優勝のチャンスがあり、パリ大会準決勝で両国は直接対戦。事実上の年間優勝の決定戦が行われたのですが、フィジーが33−14で快勝して文句なしで決着をつけています。フィジーはその余勢をかってパリ大会優勝。

米代表にとっては今年の
World Rugby Sevens Seriesは出世シーズンとなったわけです。過去年間順位で5位が最高だった米代表にとっては今季の2位でのフィニッシュは大きな進歩で、シーズン前の目標だった来年の東京五輪への出場権も確定(4位以上)。より一般スポーツファンの目に留まるであろう五輪の場への登場確定とともに、今季毎大会優勝争いにからむ実力を蓄えての年間2位ということで五輪金メダルが現実的な目標となったと言えましょう。
五輪で金メダルが有望という位置につけたことで来年の五輪前にラグビー競技の前宣伝が米国内で多く展開されるであろう地位も得たと言え、「アメスポの次」を狙う上で今季の好成績はタイミングも上々といえるのだと思います。

フィジーとの直接対決に敗れたのは大きな課題でもあります。今季フィジーとは1勝6敗と完全にしてやられてフィジーに年間優勝争いで逆転されて栄誉を逃しました。これだけ直接対決で差をつけられたのでは年間順位で下になるのも当然。
また米代表は今季10戦で大会優勝は地元Las Vegas大会での1回だけ。フィジーは5大会制覇。年間3位のニュージーランドが2大会、同4位の南アが2大会優勝と。大会制覇回数で上回るニュージーランドや南アを米代表が勝点で大きく上回れ、フィジーとも優勝争いを最後までできたのは年間を通してコンスタントに勝点を積み上げられたからです。全10戦で準決勝進出。その安定度は魅力ですが、さらなる飛躍を目指すには強い相手との大会後半の体力的につらい勝負に勝ちきれるか、という高い課題が残ったことにもなります。

巨視的に言うならばほんの10年前には同シリーズに全戦参加することもできなかったのが、最後まで年間優勝争いをできるようなチームに大きく育ったその長足の進歩を褒めるべきところ。10年前だと米代表も日本代表も実力には大差がなかったはずです。それが米代表は年度準優勝、日本代表は健闘しましたがコアグループから降格という結果になっているわけです。
但し熾烈な露出争いが繰り広げられるアメスポ市場ではそれだけでは十分ではないのも事実。五輪での金メダルを目指してあと1年間でどう強化していくのかが楽しみではあります。


なお日本代表は最終戦に降格争いで奮戦しましたが残念ながら及ばず来季のコアからの陥落が決定しています。降格争いのウェールズとケニアがどちらもパリ大会では奮闘。ケニアは今季初の上位トーナメント進出を決めて第1日に降格争いから脱出成功。日本とウェールズが最終日まで降格の可能性がありましたが、ウェールズが逃げ切ってます。

World Rugby Sevens Seriesの毎大会ごとのグループリーグ分けの仕組みが私はよくわかっていないのですが、このパリ大会では降格争いの日本ケニアウェールズと、優勝争いのアメリカフィジーが別のグループに分けて入れられていたのは各国にとって有利不利がでないという意味でフェアな組分けだなと思いました。

Raptorsが先勝 ヒーローは Siakam

NBA Finals始まりました。Golden State Warriors@Toronto Raptors 第1戦。ホーム開幕のRaptorsが先勝してます。リズムの悪かったGolden Stateが思うように得点を重ねられず、Raptorsがリードを保って初Finals、初勝利。
この日のヒーローは無印Pascal Siakam。32得点8リバウンド。強引にも見えるフックショット(もどき)が効果的でこれをWarriorsが止められず。第2戦は中2日の日曜日。

アウェイで中2日。欠場中のKevin Durantの復帰を考えての練習になるんでしょう。Warriors側から見ると相手エースのKawhi Leonardは十分に止められていた(23得点、FG 5/14)のでその点ではさほど悲観的になるべき状況ではない。伏兵Siakamが毎試合こんなに当りまくるとは現時点では想定すべきでもないのですから、Leonardを第1戦のように抑え込めるならばDurantが欠場継続して陣容が同じでも勝てる可能性は十分ある、と考えられる。
但し。怖いのは試合終盤に腿の裏側を押さえて退場したAndre Iguodalaの容態です。元Finals MVPの勲章を持つFinals男。そのNBA最上級のディフェンスとクラッチなオフェンスは緊迫した大一番では欠かせないWarriorsの戦力ですが、この男が欠けると話が変わってしまいます。

もしIguodalaが第2戦に向けて万全でないとすればDurantの強行出場にWarriorsは傾く可能性は高いです。Durantの容態もよくわからないんですよね。
またこの日復帰して8分出場となったDeMarcus Cousinsがどれほど現実的なインパクトを残せるのか、も含めて怪我人たちの動向が気になるFinals序盤になってます。ここまではそういうことはないのですが元々プレーオフをケガで一部欠場することの多かったStephen Curryに負担がかかっている(この日34得点)のも気がかり。どこかでStephがケガをするようだと一気にボロボロとなりますが。

Torontoから見るとLeonardがオフェンスで苦しんだ試合を終始リードしての勝利は大きいです。ホームコートアドバンテージを考えると第1&2戦ともにとらないといけないので手放しに喜べる段階ではないですが、とにかく王者Warriors相手にこういう試合で勝ちきって、気持ちの上でやっと五分五分という感じでしょうか?
試合後の発言を聞いているとやはりLeonardの発言が一番キリッと締まってます。さすが元Finals MVPという感じに聞こえるのは、聞く側の私のひいきでしょうか。

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