アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

Two-way契約ルーキーが開幕戦から活躍

The Jumpでおもしろいネタをやっていました。NBA New York Knicksの開幕戦で、Knicksが試合開始からまったくシュートが入らない。9本連続で外してその時点でフィールドゴールゼロ。そこでタイムアウトが入って、会場内では余興でファンがハーフコートからシュートを打った。入るとなにがしかの賞金なり賞品がもらえるという、よくある余興ですが、なんとこれが入ってしまったようです。Knicksが0/9なのにファンがハーフコートから。選手たちにとっては恥です。
それで奮起したのかどうか試合はKnicksがまくって126-107でAtlanta Hawksに快勝しています。

その開幕戦でKnicksはTwo−way契約の新人がデビュー。Allonzo Trierが豪快なスラムダンクも含めて15得点4リバウンド2ブロック。このTrier、カレッジではArizonaでドラ1De'Andre Aytonのチームメイトとして活躍後、ドラフト入りを宣言。しかしドラフトでは指名されずドラフト外。Knicksと契約してSummer Leagueに臨み活躍。そのままTwo-way契約のままロースター入りして開幕を迎えた選手。

Two−way契約はNBAでは昨年から始まった制度(先駆はNHL)で、大雑把に言えばNBAチームの配下のマイナーリーグ契約のままでNBAの試合にも一定試合出場できるという契約。事実上のロースター拡大でもあり、NBAチーム側からすると低コストでの選手囲い込みできる制度でもあります。ロースターの当落線上にあった選手にとっては一応の待遇と地位保全を得ながらNBA昇格の機会を伺う機会を提供するものでもあります。身分の保証は薄く、チームから見て期待はずれなら契約は廃棄可能、即座に他の選手と入れ替えを喰います(これはロースター下位の選手も同じですが)。実際Summer LeagueからNBA開幕の間にTwo−way契約を一時的に結びながら解雇された選手は既に何人もいるわけです。
そういう契約で入ったこのAllonzo Trier。Summer Leagueでも光るところを見せた後にこのNBA開幕戦で起用されていきなりの活躍となったことに。こういう内容でもKnicksはNBA最低給を支払ってTrierを最大45日間まで(その日数まで昇降格自由)キープできます。こんな内容の試合が続けば(さすがにそこまで甘くないとは思いますが)その日数制限が来る前にTrierと新たにNBA契約を結ぶことになりますが、期限が来るまではKnicksの方は最低給で使えることになります。期限が切れたあともKnicksが望めば本契約を結ばずにG-Leagueに塩漬けにしておくことも可能です。選手の側から一方的に契約を破棄はできません。チーム側から言うとTwo−way契約の選手をNBA本契約に変える前に別の誰かを解雇する必要もあり、Knicksの他のベンチ選手はいきなり尻に火が着いたということでもあります。

全体としてはアメリカのバスケの人材の層の厚さを感じる話ですね。Arizonaはカレッジバスケでは西の名門で、そこのNo.2の選手でもNBAドラフトにはかからない。しかし有力校で主力だった選手たちのポテンシャルは高い。弾けるような運動能力を示してNBA選手たちを相手に開幕戦から活躍する。夢があります。既に開幕戦でリーグ全体で5人のドラフト外新人が出場を果たしています。カレッジバスケの層が厚い、レベルも高いからこういうことも起こるということでしょうね。

Milwaukee絶好の奇策も実らず敗戦

先発投手を1打者に投げさせただけで交代させる奇策を用いたNLCSでのMilwaukee Brewers。二番手として登板したBrandon Woodruffが6回途中まで好投したものの見殺しとなって敗戦してます。左投手が足りないのが響きました。
先発に左投手のWade Mileyを起用すると発表された時点では賛否両論。土曜日に6回途中まで投げてから中3日での先発が妥当かどうかという議論になったのですが、蓋を開けてみるとMileyの先発デコイだったわけです。Dodgersに左投手用の打線を先発させるように誘導して、右投手のWoodruffが実際には先発投手的な役割を担い右打者の多いDodgers打線に相対するということに。
策にハマったDodgers、はめられたとわかっていてもそのままで戦うのを良しとせず先発させた右打者たちを交代させて対抗。これでほぼ右投手用の打線に変わったあとで、Milwaukeeとしては左の切り札Josh Haderを投入したかったはず。
ところがDodgersの先発エースClayton Kershawが7回1失点で踏ん張り切ったので、Milwaukeeが勝負をかけてHaderを投入できなかった。Hader以外ではMilwaukeeのブルペンには左投手は1名のみ。このNLCSのためにNLDSからメンバーを替えてロースターに入れたXavier Cedeñoだけ。起用法を見てもチームはCedeñoには信頼を置いていないので、せっかく奇策でDodgersを右投手用打線に誘導したのにそのアドバンテージを活かすことができなかったのが痛かったです。最小得点ででもMilwaukeeがリードしていればWoodruffからHaderへのスイッチ・2イニング以上を投げさせて勝負に行ったかもしれなかったんですが。

結果はDodgersが5−2で勝利。Kershawは3回のピンチを1失点で切り抜けたのがとにか大きかった。Lorenzo Cainのセンター超えタイムリー二塁打のときに1塁ランナーがピッチャーで突入のリスクを取れず、1点のみ。後続の中軸が続けずKershawを取り逃がしてます。NL MVPになるであろうChristian Yelichがまったく当たっていないのが痛い。

これでDodgersの3勝2敗。移動日を挟んでMilwaukeeで第6戦へ。敗戦したものの第5戦ではHaderは登板せず温存。第4戦も1イニングのみだったので、後がない第6戦ではなんでもアリの登板になるか。第6戦のMilwaukeeの先発はWade Mileyの見込み。記録上はMileyがプレーオフで2戦連続の先発登板という珍しい記録になることでしょう。

Nick BosaがOhio Stateを退校

Ohio StateのDEで来年のNFLドラフトで全体1位指名の可能性もあるNick Bosaがシーズン途中で学校を去ることになりました。ケガで欠場中だったのですが、そこからのカレッジでの現役復帰は目指さず、NFLドラフトに向けて集中ということなのでしょう。もう残り試合を出場しないとかチームから去るというだけでなく、授業からも離脱して退校ということです。
Nickの兄はJoey Bosa。同じOhio Stateで活躍後2016年のドラフト全体3位で当時のSan Diego Chargersに指名されています。兄が現役のNFL選手であり普通の選手とは入ってくる情報や人脈が違う。他の一般有望選手ならエージェントを雇わないと知ることのできない細かな事情を十分に知っていての判断でしょうから、その判断自体はたぶん間違っていないのでしょう。カレッジの選手としては能力は既に証明済みであり、復帰しても試合出場してケガをすることのデメリットの方が大きいということなのでしょう。

以前にも似たようなことがありました。South CarolinaからHouston Texansへ行ったJadeveon Clowneyがカレッジの最終年となる3年生のシーズンを前にシーズン全休を画策しているという話が出たことありました。実力は2年生のシーズンで十分以上に証明済みであり、NFLドラフトのルールであと1年エントリーを待たなくてはいけないけれど出場してケガをするリスクを負うのをどう考えるかと葛藤したという話でした。結局は3年生でも出場。名前が売れたせいで相手校からの徹底マークを受けて最終シーズンのスタッツは伸びませんでしたがプロからの評価は変わらず、2014年ドラフトの全体1位指名を受けました。
Nick Bosaもこのルートに行けるのか。Clowneyとは違い実際にケガをしてしまったわけで、これをさいわい、シーズン中に間に合わせるために復帰スケジュールを決めるよりも、NFLドラフトをゴールにするべく退校の判断となったと。
ClowneyのSouth Carolinaは当時は学校の歴史上ピークの戦力で、BCSボウルには届かないもののBCSランク上位を賑わしていた頃でした。いまのNick BosaのOhio Stateはそれよりも数段上でほぼ毎年のように優勝候補でBCS時代・現行のプレーオフ制度下でも優勝戦線に顔を出す強豪です。

ただ今年のOhio Stateは怪我人が続出。強豪とは言えカレッジは制度上選手層が薄いので怪我人がかさむとさすがに苦しい。なんとか現在もAPランクでNo. 2につけており全勝ではありますが、心もとない感じ。今週末の@Purdue戦は実は危ないのではと思っているのですがどうでしょうか。

MLBが快勝か NBAとMLBの直接対決

昨夜のケーブル番組の視聴率速報値が出てます。MLBのポストシーズンとNBA開幕戦が直接対決となった視聴率競争ではコア世代(18-49歳)でNBAが僅かに上回ったもののほぼ互角、全年齢対象ではMLBが倍近い視聴者数を獲得して快勝と言って良い結果になったかと思います。さすがにまだまだMLBの視聴者獲得実力は侮れないという結果になったと言えそうです。

尚、NBAとMLBに重なる時間帯にプロレスWWEの定時放送Smack Downも放送されており、こちらは他はどこ吹く風の安定の数字でNBA/MLBの計4試合のすぐ後ろに付けました。非スポーツの番組のトップのほぼ倍の視聴者を獲得、安定した実力でNBA/MLBとともに同夜の視聴率トップグループを形成しています。
また同じ時間にはサッカー男子米代表の試合(ペルー戦)がESPN2で放送されましたが、そちらは視聴率ランク外で視聴者獲得では蚊帳の外。こちらもサッカーのスポーツファンへの訴求力の現状からするとほぼ実力通りかと思います。まだまだサッカーがメジャースポーツと同じ土俵で比較されうるような時代は先のことなのを示しています。

先発投手を打者1人で交代!

すごいのが来ました。NLCS第5戦、Milwaukeeの奇策です。先発投手のWade Mileyが1回裏Dodgersの先頭打者に四球を出したところで投手交代です。相手投手に合わせて左右で打線を組み替えるDodgersの打線をそうそうの交代に追い込むことを狙っているんでしょうが、すごい手を使ってきました。これは楽しい試合になりそうです!

LCS熱戦続く

まずALCSの方。地元Houstonでの試合とあってNBA Houston RocketsのJames Hardenが観戦に来場してました。本業のNBAの開幕戦のTV観戦なんてせず野球観戦へ。野球ファンの方はご存知ないかもしれないので紹介しておきますが、James Hardenは昨季のNBAのMVPであり、NBA有数のスター。髭の男として顔認知度ではアメスポでも相当高い地位にいるであろう人気選手です。NBAの方は開幕日と言ってもHardenの所属するHouston Rocketsの試合は翌晩に試合なので、前夜はリラックスして野球観戦というわけですか。楽しそうに見ていました。
試合の方はBoston Red Soxが3-2で迎えた終盤に満塁弾などで一気に差を広げて勝負あり。Red Soxの2勝1敗となってます。まあスッキリした決着ではありました。

NLCSの第4戦は延長13回DodersがBellingerのサヨナラタイムリーでやっと勝負がつきました。2−1。終わった時刻が東部時間で午前2時半。全米の人口の半分が住む東部時間帯でこの決着を見られたのはよほどお好きな方ぐらいでしょう。好投の両チームのブルペンで締まった試合ではあったんですがいかんせん長い。
Dodgersのポストシーズンの歴史では延長14回まで行ったのが過去最長だそうですが、そのときの試合時間はなんと2時間半だったそうです。今日のは5時間半。時代が違うんで(その記録は1916年の話)比較して良い悪いはないですが、しんどい観戦でした。
この試合現地時間だと午後11半に終了。翌日の第5戦は現地時間午後2時試合開始予定。2勝2敗での第5戦、どちらかが王手をかけることになる大事な大事な試合ですが選手たちは大変です。寝る時間も満足に取れません。
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