アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

No. 10 Washington圧勝で全米ステージ殴り込み

今週のカレッジフットボールはトップ10校同士の試合が三試合組まれています。その先頭を切って行われたのが金曜夜のNo. 7 Stanford@No. 10 Washington。結果はWashingtonの圧勝、44-6。ここまで一方的なスコアになるとは予想できませんでした。守ってはハイズマン賞候補Stanford RB Christian McCaffreyを効果的に囲み込んでビッグゲインを与えず、攻めてはStanfordの大型ディフェンスラインを正面から圧倒しての攻撃で安定感抜群。圧巻は第3Q終盤から第4Q残り5分半まで10分使ったWashingtonのTDドライブ。Stanfordがやっとのことで第3Qにこの日の初得点を挙げた続くWashingtonのドライブが延々試合時間にして10分をかけるロングドライブ。クオーターを跨いだのでWashingtonのディフェンス陣は実際は15分以上も休むことができた。時間もなくなりStanfordからも完全に戦意を失わせてのフィニッシュへ。

これでWashingtonは開幕五連勝、Pac-12のトップ校の位置も獲得して全米プレーオフ枠獲得へ好位置に立ったことになります。

WashingtonのHCはChris Petersen。そう、あのマイナーの雄としてBCS時代にカレッジフットボールを盛り上げてくれたBoise State BroncosだったあのPetersenです。マイナー校でリクルートの質が劣る中毎年なんやかやと好選手が出てきた選手の育成、細かな作戦の機微などはBoise State時代から疑いのないところ。メジャーカンファレンスに移動してリクルート面で大幅にアップグレードされた環境でいよいよChris Petersenの全米獲りのシーズンとなるかどうか。

カナダ代表残り3分から逆転勝ちでWorld Cup制覇

すばらしいフィニッシュとなったWolrd Cup of Hockey 2016。カナダのホッケーファンにはたまらない逆転劇でカナダ代表が欧州チームを2-1で下して優勝しています。MVPはカナダ代表主将Sidney Crosby。これでCrosbyはこの春のPittsburgh PenguinsでのNHL Stanley Cup優勝に続いての栄冠。2014年のソチ五輪でもカナダ代表は金メダルを獲得しています。

まず敗れた欧州チームの健闘を称えたいと思います。第1ピリオドにあげた1点を守り、逃げ切って最終第3戦に行くかと思われた終盤まで良い攻めも多数。大会前から残りモノの寄せ集めと思われ、大会に入ってからは唯一国歌を演奏してもらえない継子扱いされてきたチームが今大会を大いに盛り上げてくれました。大会前の練習試合でバラバラだったチームががっちりまとまって魅力あるチームになって行ったのは同チームのコーチ陣の努力もあったかと思います。拍手。

残り時間が少なくなりカナダが猛攻をかける中、欧州の主将Anže Kopitarが相手をゴール裏でホールディングしたとして反則を取られたのが痛かった。流れからして致し方ない反則でKopitarを責めるわけにもいきませんが、この反則によるパワープレーでカナダが猛攻。欧州のGK Jaroslav Halakも最後まで難しいパック処理をこなしていたんですが、ついに決壊。Patrice Bergeronの空中パックをはね返したゴールが決まって同点、1-1。

しかしその直後に今度はカナダ側にハイスティックの反則が出て残り2分を切った段階で欧州のパワープレーに。決勝点の起点は、パックが欧州陣深くに入ったところで欧州が無理に早く前に進めようとしたため陣形が縦に間延びした状態でカナダ陣で起こしたターンオーバー。欧州の態勢が乱れているのを突いてJonathan Toewsが欧州陣内へ持ち込み。これ、ショートハンドなので、普通の試合だと人数の少ない側(4人)は前に2人かけてもそれ以上は突っ込んでこないことが多いと思います。人的不利から無理をせず時間を使うことに重点を置く場合が多い。で二人攻撃でどこで打つか、というところに突っ込んできたのがBrad Marchand。今大会のMVPでもおかしくなかったMarchandが突入の勢いそのまま正面からショット。これが見事に決まって44秒を残してカナダ逆転。鮮やか。あっという間の逆転でカナダがWorld Cup制覇となりました。鮮やかすぎて、あれれれ、えええ、といっているうちの逆転優勝。カナダのファンにとってはたまらないでしょうね。いやおもしろい大会でした。

試合中にはNHLコミッショナーGary Bettmanが出演。今大会や次期五輪への参加などについて少し語っていってくれました。正直あまりおもしろい話はなく肩すかしだったが。せっかく珍しくESPNに生主演するんだからもうちょっとサービスして欲しいところ。平昌五輪へのNHLの選手の派遣は今年12月頃までに決めたい、その時期に2017-18年シーズンのスケジュールを決めたいので、ということでした。まあ派遣しないと思いますが。その次の北京には派遣に少し色気を見せたニュアンスでした。World Cup of Hockeyについては次回大会を3年後にするか4年後にするかなにも決まっていないです、とのことでしたが、これだけ盛り上がったのですから次回があるのは確実でしょう。

ホッケーW杯決勝シリーズスタート

World Cup of Hockey 2016の決勝シリーズ(3戦制)が火曜日夜にスタート。カナダ代表と欧州チームというカード。欧州チームには8カ国の選手が参加。単独で今大会に参加しているロシア、チェコ、フィンランド、スウェーデン以外の国の選手達による混成チームです。メンバーにはNHLのスター選手たちが多く含まれるものの大会前の調整試合ではなにやらボロボロでもあったので期待は高くなかった欧州チーム(同じく混成だった北米チームはもっと期待が高かった)ですが見事カナダアメリカと同じA組から決勝進出。決勝を前に同チームからはtwitterで「誰も俺達に期待していなかった。誰もだ。だが俺達は信じていた。#JustUs」と内部では結束が強まっていた様子。

対するは地元カナダ代表。大会前からの本命でもある。所属選手のNHL Stanley Cup獲得数ではカナダが

ナンバーワン。しかし意外にもこのカテゴリでは欧州チームが8チーム中2位と、実力者をメンバーに揃えているのがわかります。試合前の国歌はカナダの国歌のみ。大会通じて欧州チームには国歌なしで、完全アウェイなムードも高まります。8カ国もあるので全部は演奏しきれない、どれか1国を優先するわけにもいかないという事情ですか。ちなみに北米チーム(アメリカカナダのU-23混成)の場合はカナダ国歌とアメリカ国家の両方を演奏していました。欧州チームだけが国歌なしの余り物扱い。その差が参加選手になにくそというモチベーションを与えていた可能性もあるんでしょうか。 Anže Kopitar(スロベニア、Los Angeles Kings)を主将、Tomáš Tatar、Marián Hossa、Marián Gáborík、Zdeno Cháraのスロバキア勢が目立ちます。

試合は第1ピリオド、欧州が押しまくっていたのですがカナダの2-0。ショートハンドからファストブレイクとなった瞬間にペナルティボックスから選手がちょうどリリースされそのまま攻撃参加してゴール。地元観衆歓喜。欧州も粘ったんですが3-1でカナダが先勝。中一日木曜日に第2戦。

興業としてはカナダ代表が決勝に進出さえしてくれれば成功間違いなし。開催地のTorontoはホッケーファン人口は世界でも最高の都市と思いますが、なにせNHL地元Maple Leafsが弱い。過去11シーズンでMaple Leafsがプレーオフに進出したのは1度だけで、そのときも一回戦敗退。熱いホッケーファンの鬱憤が長く溜まっている中、ポストシーズンのようなムードで応援できるのは稀なことで、鬱憤を晴らせる機会にもなりそうです。

友に捧げるアッパーデッキ弾

MLBの試合を丸ごと見たのは今季初めてです。New York Mets@Miami Marlinsの試合がMLB Networkで緊急差し替え放送。同局はMLBの直属なので急な差し替えは割とよくあります。24歳エースJose Fernandezの急死の追悼試合となりました。試合前、試合後の様子もほぼノーカットで放送。この辺は手持ちのTV局がある強みでしょう。

一回裏、Marlinsの攻撃。1番Dee Gordonは左打ちですが、一球目を右打席に立って見逃し。死んだ友Fernandezの番号の入ったヘルメットで一球目を友に捧げたということでしょう。すぐにヘルメットを本来の左打ち用に換えて二球目から本番。そして三球目。Gordonの当たりは右翼席アッパーデッキに直撃の先制ホームランとなりました。これがGordonの今季1号ホームラン。試合終了直後のインタビューでの本人の弁によると打撃練習でもあんなに飛んだことない、とのこと。インタビュワーが「誰かが(Fernandezが、または神が、というニュアンス)打たしてくれたと思いますか?」と問うと「神様がいるって信じられるよね」とぽつり。元々Gordonはおとなしいタイプで、語り口も朴訥。今季はPED違反で長期出場停止を喰って選手としての評価を微妙にしてしまった失敗シーズンとも言えますが、シーズン最終週に男は上げたか。第四打席まで四安打とGordon本人は一生忘れられない活躍となりました。

尚、これもGordon本人によれば右打席で着用したヘルメットはFernandez使用のものではなく、Gordonのサイズの右打者用にFernandezの背番号を入れたものを使用したとのことです。

Gordonの神がかり先頭打者ホームランで勢いづいたMarlinsが7-3で快勝。ホームランを打ったときは涙が止まらなかったGordonも快勝の試合終盤にはGiancarlo Stantonと顔を見合わせて笑顔を見せるまでに。野球をやることが彼らを癒したか、勝ちを亡き友に捧げられることでホッとしたか。試合後はマウンドを囲んでMarlins全選手で肩を組んで円陣。最後は全員が帽子をマウンドに残してこれもFernandezに捧げたことに。


0−2スタートのチームもさすがに良い

NFL第3週。開幕週も思ったのですがNFL32チーム、ほとんどのチームが良い状態でシーズンに入っているなあと。今日感心したのはWashington Red Skinsですか。@New York Giants戦での熱戦が気に入りました。開幕二連敗で迎えた地区対決で激戦を制して今季初勝利。Giantsの方もOdel Beckham Jr.のスーパーランが終盤飛び出したり、それがアンネササリラフネスで罰退喰ったりと紆余曲折、さすがNFLという試合展開。堪能しました。

もう一試合開幕二連敗で三週目に臨んだチームで感心したのがBuffalo Bills。難敵Arizona Cardinalsを迎えたの試合でしが怒濤の攻めで快勝。これなんかもゾーンブロッキングなどうならせてくれる良いプレーが多数あって未勝利のチームとは言えNFLは質が高いわ、と。開幕三連敗となったJacksonville Jaguarsも試合の中身は悪くなかったかと思います。Clevelandは…Terrelle PryorがWRとしてすっかりスター選手になっちゃいましたね。カレッジに入るときからずっと見てきた選手。ずっとQBだったのにプロに入ってからの転向・急造でも結局はスターってセンスなのね…という感じです。


イスラエルがWBC本戦へ

ついさきほど終わったのですが来春の第4回World Baseball Classicの本戦出場の最後の一枠をイスラエルが英国に快勝して得ています。MLB Networkでやっていたので横目で見ていたのですがなかなか良かったです。この最終予選では前回大会で良いプレーで楽しませてくれたブラジルも出場していましたがそれも破ってのイスラエルの初出場です。B組で韓国ソウル大会へ出場予定。

本戦のB組はホスト国の韓国、台湾、オランダ、イスラエルの四カ国。第3回大会でのオランダの躍進の記憶はまだ新しく、さらに初登場となるイスラエル。これ、今日のメンバーは若い選手たちだけですが、例えば2011年National League MVP Ryan BraunだとかIan Kinslerなどといったビッグネームもご本人さえ乗り気になればイスラエル代表として出場可能なはずで、私も意識していないイスラエルの血を引く現役のMLB選手が大量に出場すればこのB組は死の組になる可能性なしとしません。アメリカの出場するC組が一番楽かな。

WBCも第4回になってかなり良い感じになってきましたね。

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