アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

今年のChampions Classic四校は全部強そう

昨夜カレッジフットボールのCFPランク発表がされたのはカレッジバスケのChampions Classicダブルヘッダーの間でした。No. 1 Duke x No. 2 Michigan Stateが第一試合、No. 5 Kansas x No. 7 Kentuckyが第二試合。どちらも大変見応えのある好試合となりました。まだシーズン序盤、昨今は強豪校は程度の差はあれどこも才能溢れるブルーチップ新一年生を先発に組み込むため、チームプレーが稚拙だったりすることが多いのですが、この日はそういう部分は目立たず。この四校の中では一番二年生以上の才能が高いMichigan Stateがさすがのボール廻しからの得点を重ねてアドバンテージを感じさせましたけれど、大会場でのビッグマッチに新一年生達も奮戦。それぞれのチーム・選手の高いポテンシャルを示して各校の今季の活躍を期待させるに十分なイベントとなったと思います。カレッジを1年で通過してプロになるいわゆる1-and-doneの選手たちもこの四校の中には多いはずです。誰がドラフトまでに抜け出してくるんでしょうか。

第一試合はDukeの最上級生となったGrayson Allenが大爆発キャリアハイ37得点でMichigan Stateを振り切って88-81で勝利。Allenは3ポイントラインから下がってNBAの3ポイントライン辺りの距離からどんどんシュートを決める場面も何度もあり。この一試合で評価は云々しきれませんけれどあの距離からのショットにこのオフシーズンに自信を深めたのだろうと思われます。最上級生、NBAドラフトを見据えて相当努力してきた様子が見えたように思いました。昨年の試合と関係のない余計なトラブルを忘れさせてプロ転向できるか。同じDuke出身で期待は低いままNBA入り、シャープシューターとして生き残ったJ.J. Redickのような存在になれるか。

Michigan Stateの二年生Miles Bridges。昨季後1-and-doneだろうと大方が予想した選手ですがカレッジで優勝したいと残留してきたBridges、この日19得点チームハイタイ(3人が19得点)。まとまったチームの中でもやはりエースはこの選手か。例年Michigan StateはHC Tom Izzoの手腕でシーズン終盤までに良く練られたチームを造り上げて来る感じのシーズンが多い(逆に言うとシーズン中かなり敗戦する)ですが、この日の試合は今年は序盤から相当に強そうです。BridgesがNBAキャリアを一年削って残留したその心意気も大事なトーナメントの一戦では生きる可能性もあり期待できそうです。この日はMichigan Stateのタイミングを計った技ありのブロックショットも多く目立ちました。

第二試合はKansasがメンバーを欠きながら65-61でKentuckyを振り切り。Billy Prestonが自動車事故を起こしたとかでこの日はチームが自主的に出場させず。Prestonはシーズン開幕戦も授業に遅刻したという理由で出場させてもらえず、とKansasには珍しいトラブル型の新入生のようです。どうも自動車保険に入っていなかったとかそういう話っぽいです。試合の方はファーストブレイクでの失敗多発などいただけない部分もかなりありましたがなんとか試合をまとめて勝ちきり。シュート成功率35%で良く勝ちましたね。Kansasも今年もやってくれそうです。

シーズン冒頭バタバタしていた新入生多数のKentuckyがシーズン三戦目のこの試合では躍動。ポテンシャルの高さを示した試合になったと思います。とにかく全員サイズがある。この前までのマイナー校相手では圧倒的なサイズの差でなんとか勝ったような試合ばかりでしたが、この日強豪校のKansasの選手と見比べてもまだスパンの長さが目立つ、サイズのアドバンテージがくっきり。HC Calipariがハーフタイムに不満を表明していたリバウンドでも後半は健闘。Kentuckyの新一年生たちは現時点で横並びで誰がシーズンが進む中でエースとして浮上してくるのかまだ見えないんですが、そういう得点源エースの働きをする選手が出てくると一気にパワーアップしそうではあります。


新CFPランク

カレッジフットボールの荒れた週末の総括、College Football Playoff ランキング第3回分が発表になってます。新順位はAlabama (10-0), Clemson (8-1), Miami-FL (9-0), Oklahoma (9-1)までがプレーオフ当選圏内。5位以下Wisconsin (10-0), Auburn (8-2), Georgia (9-1), Notre Dame (8-2), Ohio State (8-2), Penn State (8-2)までがトップ10。1敗校が減ってきているので11位以下も記します。USC (9-2), TCU (8-2), Oklahoma State (8-2), Washington State (9-2)。

目立つのはなぜかClemsonが新No. 2となったところでしょう。プレーオフ選抜委員会は一貫してClemsonへの強い支持を表明し続けていることに。発表後の選抜委員のTV出演での説明によれば「No. 2 ClemsonとNo. 3 Miami-FLの差は極僅か」だったとのこと。 ということはNo. 1 Alabamaは断トツですか?AlabamaがNo. 1であることには異議はないんですが、Alabamaが断トツというほど今年のAlabamaは強くないような。そもそも先週までGeorgiaをAlabamaの上にしていた根拠のひとつとしてGeorgiaがNotre Dameに勝っていた(1点差勝利)ことがあったわけですが、Notre Dameに圧勝したMiamiとの比較だとなぜAlabamaの方が断トツなんでしょう?ダブルスタンダードなような。この件は話が逸れるのでまた別の機会に。

話を戻して1敗No. 2 Clemsonですけれど、このClemsonへの高い評価の意味するところはACC優勝戦でClemson x Miami戦でClemsonが敗戦しても内容によっては2敗で上位に留まるということなんでしょうね?現在の上位校の状況と今後の対戦予定を考えると2敗校が一校は入る可能性があるわけですが、その場合に2敗となったClemsonもまだプレーオフ進出の可能性があるということを今回のNo. 2指定で担保しているようにも見えます。

2敗校の中では現時点で一番有力なのはAuburn。しかし例えば2敗でClemsonとAuburnが並んでプレーオフの最後の一枠を争う展開になった場合。これは直接対決で勝利しているClemson有利でしょう。但しAuburnが2敗ということはAuburnはSEC優勝校であるということでもあります。ClemsonがACC優勝で2敗(=South Carolinaに敗戦&Miamiに勝利)なら、Auburn/Clemsonともに2敗ともにカンファレンスチャンピオンなので、直接対決が決め手になるでしょうが、ClemsonがACC優勝を逃した場合はどうか。Miamiと僅差激戦での敗戦ならどうなのか。微妙なタッチの差になりそうな感じがします。

同じく2敗で復活を狙うOhio Stateの場合は2敗同士で一番争いたくないのは現在1敗のOklahomaでしょう。この二校も直接対決があり、Oklahomaが@Ohio State快勝していますからこの二校のどちらかとなれば間違いなくOklahomaになる。Ohio StateからするとOklahomaは残り全部勝って欲しい、落ちてきて欲しくない相手です。Ohio Stateの条件はNo. 5 Wisconsinが全勝のままBig Ten優勝戦まで出てきてくれること。そしてそのWisconsinを完膚無きまでの完勝で葬ることでしょう。うーん。どっかでこんなシーン見ましたね。そう三年前がまさにこれでした。59-0。この圧勝でプレーオフ初年度の最終枠に滑り込み、全米制覇を達成したのでした。この再現を狙っている、というかそれしかない。三年前は滑り込みと言っても1敗でしたから。今回2敗ですからね。

アメリカマイナープロサッカーの夕べ

サッカーの世界がW杯予選で盛り上がる中、アメスポ専門当サイトは別のサッカーの話をしてみたいと思います。アメリカプロサッカー二部NASLの優勝決定戦=Soccer Bowlが日曜日にありました。NASL参加初年度のSan Francisco Deltasが2-0でNew York Cosmosを下して初優勝しています。Cosmosは三連覇に失敗。放映はBeIN Sportsで地味に。場所はSan Franciscoの地元、Kezar Stadiumで9,600人という観衆を集めています。発足初年度でのこの数字はチケットの値段が安いにしても立派なものかと思います。シーズン中の同チームの平均動員はリーグ最下位の2,575人とか。

Kezar Stadiumというのはアメスポの歴史上では由緒正しいスタジアム。その昔NFL San Francisco 49ersもCandlestick Parkに移転する前にホームに使っていたスタジアムで、他にもAFL時代のOakland Raidersも使用、最近ではラクロスMLLや数々の男女マイナーリーグサッカーチームもホームにしてきた同市のスポーツ憩いの場に近い存在でしょうか。

試合の方は前半戦に混戦からCosmos GKが攻撃の選手を倒したと判定されたプレーでPK、Deltasが先制。後半は守りを固めるもしっかり統制が取れた守りを続けたDeltasがCosmosをほどよく押し返し、決定機をほとんど与えずに守りきり。試合終了間際に2点目を決めてそのまま試合終了。プロスポーツには珍しく観客がスタンドからフィールドに次々と降りたって地元の新チームの初優勝を祝うというアットホームな、なかなかの盛り上がりのフィナーレとなってます。試合のレベルは悪くないと感じました。

二部NASLの今季の平均観客動員は4,500人弱と発表されています。二部ですからこんなものか。NASLの稼ぎ頭はIndy Elevenで試合平均で9,000人弱という数字が。地元以外は誰も知らないマイナーリーグサッカーで9000人をコンスタントに集めているのは地味にすごいような気がします。

しかし実はこれ以上に動員をするマイナーリーグサッカーチームがあるのはご存じでしょうか。USL所属のFC Cincinnatiがそれです。2017年のホームでの動員がなんと21,000人超という、MLSも羨むとんでもない数字を残しています。

ここはおもしろいですよ。ホームはCincinnati大のフットボールスタジアムNippert Stadiumを使用しているんですが、これがビッグマッチになると満席になります。ほぼ無印のところから突然人気になり、いまアメリカサッカー界で注目の熱いサッカータウンと化しています。女子の代表もこの夏に初めて同地で親善試合を開催、めちゃめちゃ盛り上がっていて、大観衆に馴れているはずの女子代表も「今日は雰囲気最高で楽しく試合できた」と試合後語っていたほど。

FC Cincinnatiが始動したのは昨年2016年から。当初はチケット全席$5、Cincinnati大の生徒なら$2という激安でスタート。なぜかこれが当たって動員絶好調。2017年は$10と倍の値段になったんですがそれでも動員は衰えず。その上その大観衆の声援に応えてチームは謎のUS Open Cupでの快進撃。MLS同州内のColumbus Crewをホームで撃破。続いてMLS Chicago FireもこれもホームでのPK戦で倒して結局全米準決勝まで勝ち進んでしまったのです。準決勝もMLS New York Red Bullsを相手に延長戦2-3で惜敗。MLSチームを迎えた試合はどれも3万人超を動員。

特に対Chicago Fire戦はTVで私も見てたんですけど、大変な試合でした。とにかく走る、対人で踏ん張る。声援に押されて気合いで試合してるわけです。技量に勝るはずのMLSチームが次々と気合い負け。PK戦では奇跡のセーブが続いてホームチーム激勝、観客熱狂という、こんなサッカーの試合、アメリカじゃMLSでもないよという感じの凄い試合になってしまいました。以前も報告したことがありますが、MLSチームのホームでのUS Open Cup戦なんて冷めまくってますから。

その日の相手のChicago Fireには元ドイツ代表元Bayern Munich Bastian Schweinsteigerが所属していまして、PKでもSchweinsteigerが三番目に出てきて、Fireにとっては唯一のPKを決めたんですけれど、彼が出てきたときのとてつもない違和感は凄かったです。あの、あのSchweinsteigerが、なぜアメリカの地方都市で新興セミプロのGKを相手に必死な顔してPK決めてんだよ?!という。これはすごいことになったな、という感じでした。 FC Cincinnatiの所属するUSLと、昨日決勝のあったNASLは現在では共に二部扱いで上下関係も入替もなにもないです。マイナープロサッカー、一般の知らないところで盛り上がっているチームもある。こういうスポーツ観戦文化の幅広さもアメスポの魅力のひとつでしょう。とてもおもしろいと思います。

タンク合戦するほど今年のドラフトは良いのか?

日曜日のNFL、いろいろあったんですが個人的に盛り上がったのはSan Francisco 49ersとNew York Giantsのタンク合戦です。試合前の段階で49ers 0勝9敗、Giants1勝7敗。これにCleveland Brownsが0勝9敗とこの3チームでドラフト指名権争い。Giantsがこの日敗戦したことでGiantsが49ersと指名権争い2位タイに浮上したことになります。

タンキング=故意の敗戦はここ数年バスケNBAでも話題になりドラフト改革に繋がりましたが、NFLではまだタンキングは有効です。最下位イコール全体1位指名権ゲットです。(NBAは元々くじ引き。最近の改革でくじ引きの確率を再調整)

この日の試合がこの最下位争いでの唯一の直接対決で、Giantsがうまくやったことになりますが、Clevelandが堂々全敗でシーズンを終える可能性は否定できず、Giantsは2位を確保できればハッピーという感じか。そもそも負け馴れているClevelandならともかく、辛辣なNew Yorkというマーケットでこれほど負けまくって、それがタンキングだとしてもそれほど来年のドラフトで獲りたい選手、ファンが納得するような選手がいるのかどうか。

カレッジシーズンを見ている限りは今季のQBは明らかに不作。試合に直接のインパクトを残すLBやDEに逸材がいるわけでもない。負けまくっている下位3チームに一人ラインの好選手が入ったところでどうなるものでもないでしょう。誰を獲りたくてタンクしているのかよく見えません。もう既にやけくそで「何のために」という目的は消えてドラフト順を上げるという手段が目的化しているのか。

もちろんCarson Wentzのようなカレッジの試合を見ていただけでは全く無名の選手がドラフトの穴、その後大化けとなる可能性もありますが、その場合はドラフト順というよりスカウトの見る目、育成の方が大事になりそうで、Clevelandほどスカウト・育成という言葉が似合わないチームも珍しく、ドラフト順だけ上げてもどうしようもなかろうという気がします。Giantsはその辺ひょっとしたら自信を持っているのかもしれませんが。

次回ランキング混乱必至

No. 1 GeorgiaとNo. 3 Notre Dameが共に大敗。No. 2 Alabamaは最後にMississippi Stateを振り切って勝ち残り。APランクの歴史上No. 1~3が全て同一週に敗戦したことはないそうで、その初のケースになるかという瀬戸際でAlabamaは踏ん張りました。GeorgiaはNo. 10 Auburnに40-17、Notre DameはNo. 7 Miami-FLにまさかの41-8の惨敗。これが今季初黒星となったGeorgiaはともかく、2敗目をこの大差で喫したNotre Dameは独立校ゆえもう立ち直る機会もこの先なくプレーオフ初進出の機会は完全消滅と考えて良いでしょう。Georgiaもこの段階での惨敗は痛い。まだ1敗。他の1敗校が減ってきているし、SEC優勝戦でAlabamaまたはAuburnとの試合があるのでまだ挽回のチャンスはあるものの、こんな完敗を喰うとは。

逆に勝ったAuburnはこれでSEC内1敗を堅持。二週後のAlabamaとの試合に勝てばSEC西地区優勝となります。Alabamaは現在全勝を維持してますがAuburnに敗れるとSEC優勝戦進出失敗となってプレーオフ進出に黄信号。Georgiaの場合と同じ事情で他の1敗校が減ってきているのでAuburnに1敗を喫しただけなら過去の評判の良さもあってプレーオフへの望みは残ります。

Notre Dameに勝ったMiamiはどうなっているんでしょうか。先週よりさらにパワーアップしてNotre Dameの強みとされたランオフェンスを完封。さらにインターセプト3度。試合を通して反則はdelay1回のみの5ヤード。この圧倒的なパフォーマンスで9戦全勝をどうプレーオフ選抜委員会が評価するのかは見物ですね。先週段階でNo. 7でしたが、No. 3 Notre Dameを相手の圧勝。No. 1 Georgiaの惨敗、No. 6 TCUの敗戦の3校を抜くのは当然でプレーオフ圏内の4位までには入ってくるでしょうが、先行する1敗校のNo. 5 OklahomaやNo. 4 Clemsonとの比較はどうか。さらに言えばMiamiのスケジュール強度は先週のVirginia Tech、今週の対Notre DameでほぼAlabamaに匹敵するスケジュール強度になったはずで、その辺りがどういう理屈でどこを上にしてくるのかが楽しみです。No. 5 OklahomaはTCUに快勝。No. 4 Clemsonは今季不振のランク外3勝6敗のFlorida Stateを相手にかなり手こずりました。Syracuseに負けた試合を想像させるようなすっきりしない勝ち。OklahomaがClemsonを今週こそは抜いたんじゃないかと思うんですが、どういう結果が出るか。

No. 8 WisconsinはNo. 20 Iowaに快勝。Miamiほど華々しい勝ち方でも、強い相手に勝ったわけでも、そして目立つ場で勝ったわけでもないですから次回ランクでも全勝のままプレーオフ圏外に留まるか。全勝でBig Ten優勝したら必ずプレーオフに届くと信じて戦い続ける他ないですか。

Pac-12はNo. 9 Washingtonが金曜日に敗戦して今季のプレーオフ進出の望みは完全に断たれたと。独立校Notre Dameの脱落と併せて、あとの4カンファレンスの優勝校4校がプレーオフを占める可能性は高くなりました。あとはBig XII優勝戦やBig Ten優勝戦でアップセットが発生した場合に(共に現在はまだ全勝の)Alabama, Miamiの1敗組がカンファレンス二校目としてプレーオフに残れるかどうか、1敗Wisconsinと2敗Auburnの比較はといったところの争いになってきたようです。

No. 5 Kentucky 新一年生だらけ

カレッジバスケットボールシーズンが開幕。各地で開幕戦が行われてます。No. 5に推されているKentuckyは開幕戦でUtah Valleyと対戦。大変苦労をして逆転勝ちで開幕戦を飾ってます。Utah Valleyは金曜夜に@No. 5 Kentucky、明晩に@No. 1 Dukeというとんでもない開幕スケジュールを組んでます。これ、選手たちのための想い出作りで「いつでもどこでも行きますから!」とか言って強豪校に対戦を受諾してもらったかなんかでしょうか。なんでも同校は新興校ですが生徒数ではユタ州最大の学校なんだそうです。

そんな無名校との試合だったんですが、開けてびっくりKentuckyの新入生たちが右往左往の前半戦となってしまいハーフタイムでUtah Valleyが34-25でリード。Kentuckyのシュートは34本投げて7本。今年のKentuckyは全米No. 5とランクされてますが内実はスポーツ奨学生11人のうちなんと8人が新一年生。2人が二年生。才能レベルやサイズでは全米最高レベルなのでしょうが、最上級生が戦うUtah Valleyがリバウンドでも奮戦してKentuckyを凌いでしまうことに。後半も開始早々に最大Utah Valley12点リードまで差が広がりました。KentuckyのJohn Calipariヘッドコーチ激怒。

ここからKentuckyはゾーンディフェンスに切り換えてUtah Valleyのオフェンスの勢いを止める。サイズがあって高さも手の長さもあるKentuckyのゾーンに戸惑い、そこからターンオーバー連発→ダンクでやっとKentuckyが息を吹き返したぶんあの時点で18連続得点で逆転。そこからも相手を振り切れず最終スコア73-63でKentucky初勝利。Coach Cal、やれやれの表情でした。

Kentuckyは毎年のように一年でNBAドラフト行きを選択するプロ促成工場のようなプログラム。他校と違ってヘッドコーチが「君を良い選手にすることや勝つことだけが私の仕事じゃない。君がドラフトされるまでが私の仕事だ。」と明言して全米の高校トップリクルートを毎年集めてくる。そういうKentuckyでもさすがに8人は多いようです。脆い。たぶんNo. 5というプレシーズンランクは盛り過ぎでしょう。カレッジスポーツはシーズンを通して育つという面があるし、特にバスケは要は3月4月にトーナメントで勝ちさえすれば良い仕組みでもあります。新入生を育てるのは毎年の仕事で、この仕事をさせたらCalipari以上のコーチはいないわけで、この8人の一年生を春の本番March Madenssまでにどう仕上げてくるか楽しみにしたいとは思います。

ただ当面はかなり負けるかもしれません。来週火曜日に予定されているChampions Classicの対No. 4 Kansas戦はこの日の様子では惨敗もありうる。その前に日曜日に予定されている第2戦のホームでのVermont戦も負けるかなと思います。Vermontは昨季29勝、そしてそのほとんどのメンバーが今季も戻ってきている学校でマイナーカンファレンス所属校だからと言って侮ることができるような相手ではない。今日以上の苦戦必至、Kentuckyの方がアンダードッグだと思って見る方が良いかも。若い選手の教育のためにそういう相手との試合をCoach Calはわざと組んだのかもしれません。

記事検索
最新コメント
LINE読者登録QRコード
LINE読者登録QRコード
メッセージ

名前
メール
本文