アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

Sweep! 62勝Tampa Bay Lightning一回戦敗退

プレーオフ開幕前から注目していたNHLタイ記録の62勝を挙げたTampa Bay Lightningが意地を見せるもColumbus Blue Jacketsが押し切って4戦全勝のスイープで一回戦を制してます。個人的に注目していたのでNHLの歴史に残るシリーズを丸々観戦できたのは幸せですが、こんな負け方があるんだなと感心してしまいました。ホッケーは怖いです。

第4戦は最終スコア7−3。これは試合の残り時間が2分となったところでTampa Bayがゴーリーを引き上げて6人攻撃に出たあと3本もエンプティネットが決まってのもので、そこまでは4−3と崖っぷちながらTampa Bayも抵抗していたのです。

ただこの日も序盤からColumbusが押せ押せ。第1ピリオド開始早々にTampa Bayが反則してそのパワープレーでColumbusが最初のゴール。追加点も得てColumbusペース。Lightningが1点返し2-1、その後決まったColumbusのゴールが紙一重のオフサイド判定で取り消しになってもColumbusペースは変わらず。
第2ピリオド終盤にBrayden Pointが意地のバックハンドがトップシェルフに刺さる個人技ゴールで3−3の同点に追いついたのですが、その直後にColumbusのゴールが決まって第2ピリオド終了。なんともLightningへ流れがこない試合。早いつぶしが冴えるColumbus、ときにはLightningが自軍ゴール裏からのリスタートで自陣ゾーンから出られないほど形をつくらせてもらえない。

プレーオフ開幕前の記事のコメント欄に書いたことなんですが、NHL Networkのシリーズ前の解説で「StamkosがいなくてもLightningは勝てる、Kucherovがいなくても勝てる、でもHedmanがいないと勝ち抜けない」と言われていたVictor Hedmanは第3戦に続いてこの日も欠場。
レギュラーシーズンの終盤4試合を上半身のケガで欠場、プレーオフでは復帰、第1戦第2戦は出場していたのですが、第3戦から欠場。崖っぷちのこの日も出場しなかったということは状態はかなり悪いのでしょうし、第1-2戦も無理をして出ていたということだったんでしょうね。
Hedmanの明らかなパスミスからターンオーバー⇢1ゴールを献上した場面は確かにあったのですが、それ以外は悪いプレーをしていたとは思わなかったし、TVで見られる範囲では痛そうな顔を見せてもいなかったと思うのですが、かなり悪かったんでしょうし、激しいColumbusのチェックで再度ケガを悪化させたとかか。HedmanがColumbusに狙われている感じは確かに試合中もありましたからColumbus側はHedmanのケガが悪いのをはっきり嗅ぎ取っていた、そしてTampa Bay側も狙われている事実とケガの状態を鑑みて攻守の要のHedmanを外した、ということか。

Hedman欠場⇢Lightning敗退。NHL Networkの解説、ズバリの大当たりですね。感心しました。NHL NetworkはNHL観戦には欠かせない素晴らしいリソースです。


この日は人気チームのPittsburgh Penguinsも未勝利でスイープされて一回戦での敗退。東カンファレンスの模様が大きく変わりました。残っている6チームはどこもチャンスです。

女子プロラクロス、ESPN系列で放映へ

女子プロラクロスのWomen’s Professional Lacrosse League (WPLL)が今季の試合10試合をオンラインストリーミングのESPN3で、決勝戦をESPNUで放送すると発表してます。よほどお好きな方以外は女子のプロラクロスリーグが存在すること自体を知らない段階ですから、どういう形でもアメスポメディア最大手のESPN系列での露出が確保できたのはよろこぶべきことでしょう。想像するに零細でしょうから金銭面でも助けとなるのでしょうね。

従来のESPN3.comのコンテンツの多くは昨年立ち上がった有料サービスのESPN+に移行しており、無料のESPN3の方に残ったライブのコンテンツが少なくなっており、その空き枠にWPLLを入れたということだと理解してます。そういう意味ではwin-win。また同時にESPNが掲げる社会貢献としての女子スポーツ支援にも沿う動きでもあります。

先週書いた記事でESPN.com内ではプロラクロスの情報がまったくない(ように見える。どこか深くに埋まってるのかもしれませんが)ということを報告してます。これでWPLLがESPN陣営に加わるとたぶん女子スポーツ専門の配下ESPNWでWPLLの情報が配信されるようになるのかも。そうだとすれば進歩です。

Frozen FourからStanley Cupプレーオフへ

NHL Colorado AvalancheがD Cale Makarと契約、即ベンチ入りをさせるようです。Avalancheはプレーオフ一回戦を戦っている真っ最中。Cale MakarはUMassのメンバーとして先週末カレッジホッケーの全米優勝戦を戦ったばかり。

カレッジホッケーは冬スポーツ。バスケとシーズンが重なるのでNCAAトーナメントの時期も同じですが、露出面を考えてバスケMarch MadnessのFinal Fourからずらして決勝シリーズ通称Frozen Fourを一週間後に開催。そちらに出場して準決勝決勝を戦い(UMassは準優勝)、カレッジホッケーのMVPに当たる賞を獲得。続いてColorado Avalancheとの契約交渉を再開(2年前に指名されていた)、加入決定、そしてそのままColoradoのプレーオフロースターに加えられて試合にも出場が見込まれます。このスピード感がすごい。
数日前の対戦相手はDenver大、Minnesota大-Duluth校だったのが、今夜の対戦相手はCalgary Flamesになる。
実際にMakarは即戦力となるとホッケーマスコミは評価しています。なんでもAvalancheには現在右利きのDが足りていないそうで(Makarは右利き)即座に入れる役目があるとか。西の試合なのでそのシリーズは私は見てないのですがどれほどの存在感が示せるものか興味は沸きます。
本当にもしまったく一緒に活動したことのない新人ディフェンスマンが活躍できるというのなら、ホッケーは冴えた選手間のコンビネーションよりも個人資質の方が大きいということにもなりますから、そういう面でも興味があります。

カレッジでの優勝シリーズ出場からメジャープロスポーツで同じ年にプレーオフにも出場したというと、MLBでBrandon Finneganが、TCU所属としてCollege World Series(5月)に出場して、カレッジシーズン終了後にプロ入り、その同じ年のMLB World Series(10月)にKansas City Royalsのメンバーとして登場したのが記憶に新しいところ。これは野球では初の快挙だったんですが、それでも4−5ヶ月かかっている。今回のCale MakarはFrozen FourからStanley Cupプレーオフを3日間で体験する(今夜出場すれば)という超速昇進になってます。

Tiger復活のMasters制覇 申し訳ないけど頭髪が

ウケ狙いのタイトルで失礼します。ゴルフMastersでTiger Woodsが復活のグリーンジャケット。かつてTigerの全盛期に魅せられた方々が大いに盛り上がっています。私も最後7ホールぐらいは見てました。混戦模様でなかなかおもしろい最終ラウンドだったと思いました。最後自身を落ち着かせるべく平静に振る舞おうとするTigerも逆にどきどき感があってよかったです。

勝って帽子をとったらずいぶんと頭髪がなくなっていて、ああ本当に長い時間が経ったんだなと思わされました。この大復活でこれから生涯勝利数、メジャータイトル獲得数などの話題も活発に語られるようになるなどゴルフ界に話題と注目を注入する勝利でもあったのでしょう。


話題性は高いのはわかるのですが、その昔Tigerがゴルフ界を席巻して社会現象のようになったのとはまた違うんだろうなとも思います。彼がゴルフ界に登場して勝ちまくった時期というのは、若くパワフルで喋りも明瞭快活な黒人ゴルフ選手という、好感度の高いそれまでゴルフ界にいなかったスターの誕生で注目を集めたわけです。ゴルフ界の人種バリアを破ったとも言えた。オジサンのスポーツのイメージの強かったゴルフをTigerの登場でトップアスリートが競う競技であるというイメージに変えたという功績もありました。若い人や黒人の少年にゴルフをやってみようかなと思わせるそれまでにない効果があったはずです。

今回の復活劇で喜んでいるのはかつてのTigerを知っている人たちなんじゃないでしょうか。
それがいけないというわけではないのです。新たな若いファンの獲得とか、ゴルフ人口減少の反転にはつながらないかも、などと思ったり。しばらくごぶさただった方がじゃあちょっと打ちっぱなしに行ってみようかと来週ラウンドしてみようか思うぐらいの刺激にはなりそうですが。

Tigerがいなくなった時期に台頭した若手たちの中の本命だったはずのJordan SpiethがMastersを圧勝で勝ってから既に4年。Tigerを超えるような逸材になりそうな勢いだったのがその翌年の例の痛恨の最終日の連続池ポチャでMasters連覇に失敗。いまになって振り返って彼の戦績を眺めてみればあの日以降、Spiethの勢いはそれ以前と違ってしまっているようにも見えます。この日のTigerの復活祭の混戦にもSpiethは割り込めず。Spiethは一昨年全英を勝ってるので失速と呼ぶのは違うのかもしれませんが、次のTigerにはなり損なったとは言えるのかも。

LightningとPenguins 3連敗で大ピンチ

NHLのプレーオフ一回戦が続いてます。
シーズンタイ記録62勝を引っさげてプレーオフに入ったナンバーワンシードのTampa Bay Lightningが第3戦も破れて0勝3敗、崖っぷちに立たされました。試合後の記者会見でTampaのHCは記者に「チームはショックを受けてますか?」との問いに平静を装い「その質問はどっちに転ぶにせよシリーズが終わってからにしてくれないか。私の理解では火曜日にもまだ試合があるはずだからね」と返答。ショック受けまくりだな!という状態。
第2戦の終盤に反則を犯したTampa Bayの最大の得点源Nikita Kucherovが出場停止なのに加えて、攻守の要Victor Hedmanが出場せず。Hedmanの方は故障なんでしょうね。シリーズ前にHedmanがいなくてはTampaはプレーオフを勝ち抜けないとNHL Networkで評されていたそのHedmanを下げて戦わねばならなかったTampa Bay。
今季シーズン中一度もなかった3連敗をここで喰ってしまうとは。
これでこの両チームはレギュラーシーズン・プレーオフを通じて6試合を戦ったわけですが、レギュラーシーズンの3試合+プレーオフ第1戦の第1ピリオドまでを合計すると、Tampa Bay 20-3 Columbus。そこから残りの部分はColumbus 12-2 Tampa Bay。いったいどうなってこんな逆転が起こってしまったのか。

余談ですがこのシリーズの3試合、放送された局がUSA⇢CNBC⇢NBCSNと毎試合変わってます。USAは一般娯楽局、CNBCは市況ビジネス局、NBCSNはNHL放送の中心局。ファンは2日ごとにチャンネルを合わせるぐらいしてくれるでしょうが、要らん子みたいな扱いされてんなーとちょっと残念。火曜日の第4戦は再び市況のCNBCで。


東のもうひとつのシリーズNew York Islanders x Pittsburgh Penguinsも一方的になりIslandersが3連勝で王手。PittsのスーパースターSidney Crosbyが完封されてIslandersの良いところばかりというシリーズになってます。もしこのままIslandersがこのシリーズをとって勝ち進むと、二回戦はIslandersのHC Barry Trotzが昨季Stanley Cup優勝へ導いたWashington Capitalsとの激突という期待があります。長年低迷したIslandersをいきなり就任一年目にプレーオフ二回戦まで押し上げられたら、昨年のCapitalsの優勝の手柄も選手よりもHCの手柄とされる再評価部分が増えそうです。

女子ホッケー 謎の判定でフィンランドが優勝を逃す

フィンランドで開催されていた女子のIIHF World Championshipの決勝がNHL Networkで放送されていました。謎の判定でフィンランドの延長戦のゴールデンゴールが取り消しとなり、シュートアウトの末、米女子代表が優勝してます。しかし後味が悪い。微妙な判定とかではなく、理屈上おかしい、ありえない判定なので。

1-1で迎えた延長戦で、フィンランド女子代表の速攻からのゴールで一度は勝負が決したかに見えたのですが、これを12分に渡る長いビデオ判定の末、ゴール取り消し。場内に理由の説明がなかったので何をそんなに時間をかけて見ていたのか、なぜゴールが取り消しになったのかが不明。ゴールを取り消すとともに、アメリカチームの選手を反則でペナルティボックスに入れて試合再開。意味がわかりません。

あり得る可能性としてはフィンランドの選手がゴールテンダーを妨害したという可能性なんですが、もしそうならペナルティボックスに行くのはフィンランドの選手のはずですがなぜか米側の選手。
米側のゴールテンダーは制限区域から大きく出てパックを追って倒れてパックを追っている場面でフィンランドの選手と交錯しており妨害の反則と判定するのもかなり難しい場面のはず。ゴールテンダーの足が僅かに制限区域には残ってますが、接触は確実に制限区域外。
またそれとは別になんらかの理由で米国側に反則があったとすれば試合を止める理由はなく(通常被反則側のアドバンテージをとって試合を継続するので)ゴールは有効なはずですが。

なぜだかわからないままフィンランド4人対アメリカ3人で試合再開。フィンランドはゴールに迫れないまま延長戦が時間切れとなり、シュートアウトでアメリカ勝利。

女子のアイスホッケーというのはアメリカとカナダが突出していて国際大会は両国が優勝を寡占している種目。そういうジャンルで、フィンランドが準決勝でカナダを倒し、米国を決勝で破って地元優勝!なんていうのは女子ホッケーにとって歓喜すべきこと、大歓迎すべきことなのに、なぜか謎判定で優勝取り消し。こういうことをやっていてはいけないんじゃないでしょうか。この審判、賭けてないか?と疑いたくなります。

マイナースポーツの国際大会の決勝が後味が悪かったというと昨年夏のラクロスの世界選手権の決勝でもタイムキーパーが米代表に肩入れしたかのような異常な時計操作で米代表に優勝をもたらしたということがありました。そのときの記事にも書きましたがもう一度書いてみたいと思います。なぜこんなことをしてまでアメリカに勝たせなくてはいけないのかなという場面が何年に一度か露見するときがあります。やれやれであります。
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