アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

光が見えたBurrow

Cowboys@Seahawksの試合があまりにもおもしろかったので別に一項を書きましたが、他にも細かい興味深い試合が多かったNFLの第3週でした。

一番個人的におもしろかったなと思ったのがCincinnati Bengals@Philadelphia Eaglesの一戦。終盤はグダグダになって今季初の引き分けとなり両軍ともに今季未勝利のままとなった地味な試合ですが、Bengalsのドラ1QB Joe Burrowの将来に光が見えてきたのが良かったなと。昨年LSUで全米制覇したときのBurrowのプレーに似たプレーが多数で、意外とプロでも早くから同じプレースタイルで通用しているじゃないかと。
NFLファンはカレッジの試合には馴染みがないかと思いますが、スムーズなモーションからソフトなパスがすっぽり決まる。サイドラインに向かって走ってそのままサイドラインを割るのか or 投げ捨てるのかと見えるところからあっさりとパスを成功させるところなんて、昨季のLSUでのプレーそのものです。プロの相手セカンダリはカレッジよりはるかにスピードがあるのでソフトなパスを投げ込むべきターゲットはずっと小さいわけですが、意外と決まってる。まあ相手はNFLでは平均以下とみなせるEaglesディフェンスではあるもののカレッジよりはずっと速いのは間違いなく、ルーキーQBがプレシーズンもなくシーズンインしての3試合目でこの落ち着きぶりで自分のプレーをしているのは今後に期待ができそうです。反則その他で消されたプレー(レシーバーのイリーガルタッチなど)など記録には残ってない好パスプレーなんかもあって良いんじゃないかと。

同じ試合でEaglesの方ではQB Carson Wentzにも以前なかった兆候が見えました。意欲的なランが何本も出ていたのがおもしろいなと。ドラフトでEaglesは2巡目指名権をQB Jalen Hurtsに使い、そのときに記事を書きました。Wentzは走れないから、ということでWentzの補完としてRB的な機動力のあるHurtsは使えるということを当時書いたわけです。今日はHurtsは数スナップ出場しましたがまだ試運転程度。代わりにケガ以来ランを避けていたWentzが意欲的にランで好ゲインを連発。ランTDまで披露。オレだって走れるというのアピールする形になってます。
Hurtsを指名したときにはWentzからは感想などの発言は出てなかったと思いますが、この日の走りっぷりを見ると内心、走れないと疑われているのに不満だったのかもなと思えます。Wentzが走っていなかったのはチーム側の意向で、QBランが欲しいのなら自分はもう健康で走れるよとアピールしたとかの内幕がありそうな感じ。
今日の試合で3rd & ショートの場面などでHurtsへの切り替えがあるのかというところでもそれはなしでWentz。プレシーズンがなかったことでHurtsの能力にチームが確信を持っていないという面もあるんでしょうが。


他ではNew England Patriotsが全勝Las Vegas Raidersに快勝、Buffalo Billsが同じく全勝Los Angeles Ramsを下しているのが地味に気になります。AFC東の2強と目されるBillsとPatriotsの方がAFC西より強いか。

追加でもうひとつ。Chicago BearsがバックアップQBのNick Folesに切り替えて逆転勝ち。FolesはNFL史上最強のバックアップQBですね。

新たな伝説の試合

これは何年経っても「あの試合はすごかった」と言われる試合になったかと。特にもしSeahawksが今季Super Bowlまで行けたなら。またはRussell WilsonがMVPを獲ったら。Seattle Seahawks 38-31 Dallas Cowboys。大変な試合になりました。

熱戦というだけでは言い尽くせない紆余屈折の試合。序盤からPAT失敗2本、セーフティ、ロングTDパスがゴールライン直前にボールを弾き出されてタッチバック、キーポジションの選手に次々と負傷者発生、2ポイントPATに攻防などなど、エンタメ度は最高。
SeahawksのQB Russell Wilsonは2週連続5TD。上で言ったゴールライン直前で気を抜いたところでボールを相手ディフェンスに弾き出されたニアTDもほとんどQB的にはTDなのでニア6TDパスの試合に。これだけ普段起こらないことが次々起こる試合は珍しいかと。

Cowboysは先週の0-20からの大逆転勝利に続いて、今日も逆転勝利が見えていたのですが及ばず。Dak Prescott 472ヤードパスでDak的にはできることは全部やっての敗戦。
先週のFalcons相手の大逆転も大変な試合でなんとか勝ったわけですが、今日の敗戦でCowboysは1勝2敗。内容は悪くないと言えるので悲観することもないのですが、0勝3敗スタートにものすごく近い今季のスタートになってます。最強の1勝2敗チームか。

アメスポ視聴習慣の乱れと大統領選

現在アメスポは6大メジャージャンルのうち5ジャンル(NFL/NBA/MLB/NHL/Colllege Football)が進行中。それ以外にもNASCARのプレーオフが12名に絞られたところ。テニスの全仏の放送も今週から開始、ゴルフも国内外サッカー男女もシーズンが行なわれており、TV番組に溢れまくってます。当ブログの記事も多数のジャンルで錯綜してます。とても全部はフォローしきれない。とか言いつつEPLの昇格直後のWest Bromwichのアップセット失敗(3-0リードから最後の最後にChelseaに追いつかれ)の試合を全編見てしまったりしてるんですが。

おいしいものがバラエティ豊富に卓上に並んで食べきれないよという情況に近く、贅沢な悩みなわけです。
私個人は元々多数のジャンルを楽しむタイプなのでここまで重なられると困ってしまうわけですが、そこまで多数ジャンルを好きじゃない人達は最も好むジャンルの視聴に絞ってしまうのだろうなあと想像できます。結果的にあちこちで視聴率の不振が語られることになってます。今年に関してはもう仕方ないだろうという気もしますが、アメスポ最強のNFLすら視聴率確保で苦戦中と聞くと一般視聴者のスポーツの視聴習慣は相当に乱れているのではないかとも想像したりもします。私自身もそうですから。

日曜午後のNFLの試合というのは伝統的に教会帰りの数家族の数家族が誰かの家に集まってわいわいと視聴というケースがかなりあるのですが、疫禍の影響でこのパターンが大きく影響を受けている可能性があります。

NFLの視聴率の低下というと4年前にも話題になりました。2016年は今年と同じく大統領選挙年。当時は選手の膝つき問題が熱く、NFLへの抗議の一環として保守派がNFLの視聴を拒否したのが効いたのではないかという推測も乱れ飛んだものでした(信頼のある調査でそれが証明されたことはなかったと理解してますが)。
今年は2016年と比較して国内の政治的な対立はずっと激しい。BLMというキーワードでスポーツのほとんどのジャンルが連携しており、2016年のようにNFLが突出している情況でもなく、保守派の視聴ボイコットが今年のNFLの視聴率不振につながっていると考えるのは難しいです。

トランプ支持者から目の敵にされるという意味ではNBAもその対象で、NBAの視聴率はバブル再開後ぼちぼちというところ。普段やっていない時期。スポーツ番組の視聴習慣が乱れている状態ではこの程度のダウンは許容範囲と思えますが、アンチNBAの保守派にとっては嬉しいことらしく、Dallas MavericksのオーナーMark Cubanとレスバトルしていたりします。


大統領選の投票日まで1ヶ月ほどとなり、明後日からは大統領選の候補者による直接討論ライブイベントのTV中継も始まります。3回予定されており明後日は火曜日ですが、第2回と第3回は木曜夜の予定で、NFLのThursday Night Footballの裏番組になる予定になってます。10/15 Kansas City Chiefs@Buffalo Bills、10/22 New York Giants@Philadelphia Eaglesの2試合が重なります。

4年前のときは討論会は大統領選の結果に強く影響したと思えます。当時はトランプが何を言い出すのかまだわからなかった面があり、興味を持った視聴者が多かったというのはまあわかるし、ライブイベントとしての意義は確かにあったように思います。
今年に関してはトランプがどんなことを言うのかはもうわかっているし、夏前からの激しい選挙戦と社会動静から有権者の多くは既に投票先を心に決めている可能性は高いように思えるんですよね。そういう意味でNFLにとってはさほど怖い裏番組ではないのではないかと想像するんですがどうか。特にChiefs@BillsはNFLのポストシーズンのプレビュー的な好カードなのでその影響は軽微になるのではと予想。

元々10月というのはMLBのポストシーズンとNFLがバッティングする時期で、今年のMLBの変則ポストシーズンがどれほど盛り上がるのか見当がつきません。MLBのポストシーズンへの追い込みの時期がNBA/NHLのプレーオフに重なりスポーツファン一般がどれほどMLBを追っているのかわからない。来週MLBのポストシーズンが始まってしまえばさすがにMLBの露出は増えるはずだとは思うのですが、なにせすべてが変則なので誰にも想像しきれないんですよね。

Lakers10年ぶりFinals到達

NBAの屈指の名門と言えるLos Angeles Lakersが10年ぶりにNBA Finalsに戻ってきます。LeBron JamesがFA移籍で加入した昨年の失敗シーズンを経て、やっと、という感もあれば、振り返ってみればすべてのラウンドを4勝1敗で終えて順調にFinals到達とも言えます。

決着戦となった西決勝第5戦はまたもDenver NuggetsのNicola Jokicがファールトラブル。前半で3ファールを犯して出場時間が限られてLakersが主導権を握りました。今プレーオフで新スターにのし上がったJamal Murrayもシュートが入らない中奮戦して一旦追いついたものの、そのタイミングでクローザーとしてLeBronが止めを刺しにきて、さすがプレーオフ経験値マックスだなというフィニッシュになりました。最終スコア117-107。

Murray-Jokicの二枚エースが頼りで攻め手のオプションの少ないNuggetsのようなチームで一枚がファールトラブルで早々に欠けたのではあまりにも苦しい。それでもよく抵抗したと言えるのでしょう。
2人ともNuggetsとの契約が3年以上残っており骨格は来季以降も維持が確定しており、来季以降もコンテンダーとして期待されることになります。来季はWarriorsも帰ってくるし、DoncicのDallas Mavericksも狙ってるでしょうしClippersも黙っていないでしょうし、ことは簡単ではないですが。

Murrayについては今プレーオフでの大ブレイク前にNuggetsが命運を賭けてMax契約していたわけですが、その期待に見事応えたことに。各地の地方都市チームがそれぞれ期待をかけて自前の若手エースとMax契約してその後期待に届かない不発・成長曲線鈍化のケースが頻発している中、Nuggetsは賭けにとりあえず勝った形になってます。短いオフとなりますが勢いを維持して二枚エースをサポートするチームづくりが課題になります。


Lakersの方は一回戦のPortland、そしてNuggetsと食らいついてくる挑戦者に苦戦させられる場面もありましたが結果的には短いシリーズで勝ち抜けに成功。Finalsにも東の勝者よりも先に到達に成功してます。ベテランの多いチーム編成なので早い勝ち抜けの意義は決して小さくありません。
Rajon Rondo34歳がケガから復帰できたのであるとか、先発センターを今シリーズ中にDwight Howard34歳に切り替えが成功したなど目立ちませんがかなり効いていると言えます。

2日連続の延長戦の末 シリーズは続く Stanley Cup Final

大変な仕事だな‥という感想。NHL Stanley Cup Final第5戦、Dallas Starsがダブル延長戦を3-2で制して生き残り。Tampa Bay Lightningの3勝2敗で次戦へ。昨日今日の連戦、連日の延長戦。今日は明らかに後半両軍ともにお疲れのシーンも見られ、気力勝負消耗戦になったんですが、最後は混戦からパックを押し込んだDallas。次戦は中一日で月曜日に。お疲れ様でした。
優勝が決まる可能性もあったので一応最後まで観戦に付き合いました。

一回目の延長戦の20分間でDallasはSOGが1本だけとなったんですが、じゃあLightningがずっと押していたかというとそうでもない。お疲れのせいかどちらも構成のある攻撃を繰り出すに至らず。また両軍とも反則を犯して人的不利の決定的チャンスを与えたくないのが優先事項になって、試合のメリハリがつきにくい展開にもなりました。もうこっからはどちらがパックの跳ね運を掴むか、誰かがミスを犯すかの勝負。
ダブル延長戦に入ってからはLightningの攻勢の時間帯が多めになったんですけど、ホッケーってそういうときが危ないんですよね。消耗したDallasがやっとラインチェンジできた後に多めに休みをとったラインが出てきて勝機を得ました。

Tampa Bayの方は2-1にした第3ピリオドのシュートが左ポイントからのかっこ良い長距離ワンタイマーで、あれが優勝の決勝ゴールになりそうで、そのまま決まったらとても見栄えが良かったんですが、Dallasの粘りに屈したことに。見てるだけでも大変なのに、あんな試合を2日連続とか大変だわというのが感想。トップコンディションを誇るNHLの選手たちも今夜は爆睡なんじゃないでしょうか。

上位校が苦戦の連続

Pac-12やMACが秋シーズンへの参加を表明して全FBSカンファレンスが秋シーズンを開催することになって最初の週末です。SECが開幕戦を行いやっとにぎやかになってきました。

昨年の優勝校No. 6 LSUが敗戦スタート。Mississippi State 44-34 LSU。
No. 3 Oklahomaも敗戦して後退。Kansas State 38-35 Oklahoma。

OklahomaのディフェンスがザルなのはBaker MayfieldがQBだった時代からもう過去数年ずっとそうなのでそれ自体に驚きはないとは言え、何年経ってもこの調子か、と。OklahomaのHC Lincoln Rileyは毎オフNFLチームに栄転が噂されるんですけど、ことディフェンスに関しては落第点の連続なんですけど、評価としてどうなんですかね?

LSUは昨年からQB Joe Burrow他大量に選手が抜けて、まあこんなもんか。Mississippi StateのQB K.J. Costelloがパスで600ヤード超え。これ、実は600ヤードで収まったって状態なんですよね。序盤のMississippi Stateはセンターのスナップがボロボロで低い高いタイミング合わないなどミススナップがどうかな7度ぐらいあったのではないか。まともにスナップが来ないのにたまにちゃんと来た機会にきれいにパスを決めて健闘。なんでもそのセンターはLSUから転校してきた選手で、あれで負けていたらスパイ疑惑がネット上で爆発しそうな酷さでした。

Big XIIはひどいことになりました。先々週の段階でFCS校やSun Belt所属校に敗戦が続きカンファレンス全体として見栄えの悪いところへ、Big XIIの最強校と目されるOklahomaが敗戦していきなりプレーオフ進出へ暗雲。もうひとつのBig XIIの看板校であるNo. 8 Texasは残り4分を切った時点で15点差を追う苦しい展開からなんとか延長戦逆転勝利を収めてBig XIIの総崩れを防いだことになってます。あれであのままTexasが敗戦していたら、Big TenやPac-12がプレーオフ選考に復帰してくるのとセットではみ出しのピンチでした。
Texas 63-56 Texas Tech。

今週末後のAPのランクにはBig Tenの学校も含めることができる(投票者は必ずしも含める必要はない)ことになっており、たぶんOhio Stateはまだ試合をしていないのにトップ10に戻ってくるはずなのも含めてかなりランクは動きそうです。


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